陸自習志野駐屯地(第1空挺団長兼駐屯地指令・前田忠男陸将補)の夏まつりは、8月4日と5日に行われた。毎年地元の恒例行事として定着した『自衛隊まつり』、ことしも2日間で約7万人が参加した。芝生が隙間なく生える広いひろい落下傘降下広場が会場、家族連れや学生仲間らが賑やかに弁当をひろげていた。
降下塔下の芸能ステージでは青森駐屯地から特別参加した吉崎博昭陸曹長のスコップ三味線にびっくり感心、ハイチの自衛隊慰問から帰ったばかりのFM愛知でDJもつとめる歌手内田あやさんの軽快なポップに聞き入ったり6組のショーに拍手が送られていた。広場の周囲には約100軒の模擬店がならびゲームから焼き鳥、やきそばなどは自衛隊店員さんの呼び込みもあり大盛況だった。イベントも休むひまもなく組まれており、部隊対抗フェステイバル、ラッパ演奏、相撲大会も盛り上がった。最後はもちろん盆踊り、地元連と隊員との競演には大声援が起きた。
そしてお目当ての花火の打ち上げ、800発が演習場から打ち上げられるたびにどよめきと歓声が沸きおこった。自衛隊まつりで2日間続けるのは他に例をみないのではないか、習志野自衛隊が市民にとけ込んでいる証とも言える。 |