7月30日、森本防衛大臣が第1師団(師団長・反怖謙一陸将)及び中央即応集団(司令官・日高政弘陸将)において、就任以来初となる陸上自衛隊部隊視察を行った。森本大臣は午前中に1師団を訪れ、栄誉礼・儀じょう、幹部からの状況報告を受け、その後、師団隷下部隊・駐屯地部隊を巡閲した。訓示の中で「本日、まさに、最前線にある隊員諸君の士気溢れる姿を見ることが出来、大変心強く、また、誇らしく感じました」などと述べた。引き続き、師団師令部庁舎内での会食・休憩を挟み、司令部庁舎南側に展示された各種装備品を視察。最後に最新鋭の10式戦車の前で報道陣の取材を受けた。先日行われた1師団による市街地における首都直下型地震を想定した訓練について、「災害などを想定した各種の訓練は自衛隊にとっても地元自治体にとっても重要なことで、これからも連携をどんどん強めていっていただきたい」と感想を述べている。 |