陸自朝霞駐屯地にある中央即応集団(CRF)司令部儀じょう広場で7月26日、6代目の中央即応集団司令官である日高政広司令官(陸将・前職は第6師団長)の着任式が行われた。
日高司令官は着任の辞で「陸上自衛隊最精鋭の諸官と任務に邁進できることは無情の喜びであり、その責任を痛感している」などと語った。続く記者会見では、国民へ向けてのメッセージを求められると「前職は第6師団長だった。山形、宮城、福島を担任し災害派遣を行っていた。我々が頑張れた大きな要因・背景として、被災者の皆様からいただいた『ありがとう』の言葉や応援メッセージがあった。力を振り絞る原動力になった。また、平素の関係がもうひと頑張りのパワーを引き出す源になった。皆様のご理解、応援のお陰で頑張れた」と感謝を述べた。
また、海外派遣隊員の留守家族について聞かれると「PKO等で留守にしている時、一番不安に思っているのは情報がないことではないかと思う。現地の情報をタイムリーに、速やかに正確に、現地で元気に活躍していることを伝えたい」と述べた。 |