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自衛隊ニュース   2012年8月15日号
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納涼のひと時を楽しむ
市ヶ谷駐屯地・基地で盆踊り大会を開催
 市ヶ谷駐屯地・基地(陸司令・山本一利陸将補、海司令・河原誉政一海佐、空司令・平川善人一空佐)は7月28日、市ヶ谷自衛隊友の会との共催、港区防衛親交会の協賛で「盆踊り大会」を開催した。
 夕方17時から朝霞駐屯地隊員の協力で朝霞振武太鼓の演奏が披露され、迫力ある和太鼓の音色が会場のお祭り気分を盛り上げた。その後、会場の提灯に灯りが灯り、主催者など代表の挨拶のあと、盆踊りが始まった。各部隊の法被や来場者の浴衣などが色鮮やかに会場を彩り、正門北側広場に設置された櫓を中心に、踊りの輪が広がっていた。
 そのほか、模擬売店や子ども向けアトラクション(ストラックアウト、輪投げ、子ども花火)なども実施され、来場者が行列を作って各種料理に舌鼓を打った。駐屯地・基地隊員と、約2100人の来場者が楽しく触れ合い、歓談などを行って夏の夜のひと時を過ごした。

山本五十六展に注目集ま
市ヶ谷記念館に全国の施設から遺墨など集結

 防衛省では、市ヶ谷地区の庁舎や官舎、市ヶ谷記念館などを約2時間30分かけて巡る市ヶ谷台ツアー(毎週月〜金の午前・午後に開催、要事前予約)を実施している。夏休みに入り、市ヶ谷台ツアーは連日、学生や子ども含め多くの参加者で賑わっているが、現在、同ツアーの目玉である市ヶ谷記念館で『書で観る「山本五十六」とその時代展』を開催中。山本五十六元帥の遺墨、書簡をはじめとする当時の資料などが、海自鹿屋基地、海自第1術科学校、防衛大学校、防衛研究所など防衛省・自衛隊の施設から集められている。
 普段は各地で所蔵されている歴史的価値の高い資料を同時に見られる貴重な機会とあって大きな注目を集めており、「この企画展を目的にツアーに申し込まれる方もいらっしゃいます」(ツアースタッフ)という。「元帥の書などを目にすると迫力に圧倒されますね。特に『常在戦場』の石碑の拓本には感動しました。平和な時代でも常に備えを怠らない。まさに防衛省・自衛隊の姿そのものですね」(ツアー参加者)。
 なお、同展では、防衛省が撮影協力などを実施した、映画『聯合艦隊司令長官山本五十六』の撮影風景写真、及び撮影に使用した衣装・小物なども併せて展示している。


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