美幌駐屯地(司令・池田重則1陸佐)は7月13、14の両日、創立60周年+1周年記念行事を美幌町内及駐屯地で実施した。13日には美幌町内で40年振りの市中パレード、14日は駐屯地で観閲式典などを盛大に行った。
市中パレードは町道1号の約500mで軽装甲機動車、203ミリ自走榴弾砲など127両のほか第5飛行隊(帯広)のヘリ2機と隊友会美幌支部の会員20名が参加し堂々の行進を披露。沿道は町民約3500人で埋め尽くされ、迫力ある車両行進に大きな歓声と拍手が沸き上がった。また、第5音楽隊(帯広)のミニコンサート、パネル展示、駐屯地曹友会や美幌自衛隊女性協力会(大谷啓子会長)によるちびっ子コーナーも催された。
翌14日の記念式典には美幌地方自衛隊協力会長(土谷耕治美幌町長)、衆参国会議員、多くの来賓が出席するとともにこの日も約3500人の町民が来隊した。池田司令は式辞で「郷土部隊として存続しつつ全隊員一丸となって今日の多様な役割に即応して任務に真摯に完遂するとともに明日の厳しい任務に備えることができる強靭な隊員と精強な部隊の創造に積極的に取り組み、地域の皆様により一層信頼され地域とより深い協力関係で結ばれた駐屯地を目指す」と述べた。 |