東京地本(本部長・湯浅悟郎陸将補)は、10月17〜19日までの3日間、東京ビックサイトにおいて開催された「危機管理産業展2012」に出展し、広報活動を実施した。
これは東京都からの依頼によるもので、タイトル「首都東京の危機への備え」と銘打たれた東京都パビリオン内に東京都総合防災部、東京都産業労働局商工部、東京消防庁、東京都青少年・治安対策本部、警視庁、海上保安庁と並んで防衛省自衛隊としてブースを設置し、自衛隊装備品・防衛白書ダイジェスト、各種パネル、鉄帽、防弾チョッキの展示及びDVDを放映した。
また、制服及び戦闘服姿の自衛官との触れ合いの場を提供するとともに、陸海空、募集、援護、予備自等に関するパンフレットを配布し、地本の業務を紹介した。
東日本大震災から約一年半が経過した本年も約6万3000人が来場した。各種事象に対する危機意識からの高揚からか、ブースは大盛況であった。特に多かった感想は「いつも活躍している自衛隊のことが少しわかった。次はもっと多くの装備品を紹介して欲しい」、「自衛官がこんなに重い防弾チョッキを着用して活動しているとは、いかに国のためと言えど、脱帽である」という内容であった。
期間中、本部長が視察に訪れ地本部員を激励した。
東京地本は、「今後も様々な機会を捉え東京都との確固たる協力関係の構築を図っていく」としている。 |