私は小学校低学年の頃、天童高原スキー場でリフトに搭乗中、トラブルでリフトが停止してしまい、たまたま訓練で来ていた自衛隊の方から助けられたことがあり、その模様は翌日の新聞にも紹介されました。このことがきっかけで自衛隊を格好よく思うとともに、「私も人を助ける仕事をしたい」と強く思うようになり、自衛官を志し入隊することができました。
(この場をお借りしてお願いがあります。あの時、私を助けてくれた方がどこの部隊の方か分からずに今に至っていますが、もし、あの時のことを覚えている方や現場にいた方がいましたら、ぜひ教えてください。よろしくお願いします)
連隊では衛生小隊で勤務し、昨年の東日本大震災の災害派遣では入隊の動機にもなった「人を助ける仕事」を微力ながらできたことを誇りに思うとともに、被災地で私が接した子供達の中から、私のように自衛隊に入りたいと思ってくれる子が現れてくれれば、とても嬉しく思います。
現在、私は念願がかない陸曹候補生の試験に合格し、7月からの入校に向けて履修前教育を受けています。陸教では暑さに負けず、自分に負けず「辛いときこそ元気と笑顔」をモットーに頑張ってきます。そして連隊、中隊に貢献できる陸曹になれるように一回りも二回りも成長して陸教から帰ってきます。 |