第5施設群(群長・腰塚浩貴1陸佐=高田)及び第2普通科連隊(連隊長・宮崎洋治1陸佐=高田)は、5月27日に長岡市で行われた信濃川魚野川水防演習に、国土交通省、新潟県、空自新潟救難隊、第9管区海上保安本部、警察、消防、日本赤十字社等とともに参加した。同種の演習が信濃川地域で行われるのは10年ぶりである。
第5施設群(岡部1尉以下12名)は、渡河ボート及び中型トラックをもって避難所への緊急物資輸送及び救助要員の水上輸送を実施した。第2普通科連隊(相原2尉以下32名)は水防工法(土のう積み)の展示及び野外炊事車による400名分の炊き出しを行った。
また、両部隊が実施した81式自走架柱橋及び高機動車・人命救助システムの装備品展示には多くの人が訪れ注目度の高さがうかがわれた。昨年は平成23年7月新潟・福島豪雨災害も発生しており、「国内最長河川である信濃川水系を隊区に持つ駐屯地として、水防関係機関との協力・連絡態勢を強化することができたことは非常に大きな成果であった」(駐屯地広報)としている。 |