東京地本高円寺募集案内所(所長・畑生3陸佐)は6月6日、私立國學院大學久我山中学・高等学校の依頼を受け、同校において、東日本大震災での自衛隊の活動及び震災に対する備えについて講話した。
今回の講話は昨年の自衛隊の災害派遣活動に感銘を受けた岡部校長と佐藤男子部長が、生徒に東日本大震災の教訓を忘れないようにしてもらいたいとの発意により実現した。
当初は男子部の中学3年生と高校1年生に対する講話として計画されたが、急遽女子部生徒や生徒会から会長以下3人の参加者も加わり、教室は生徒75人・教員3人の聴講者で一杯となった。
講話は自衛隊の派遣活動についていろいろなエピソードを交え、隊員がどのようにして被災者の方々の支援を行ったのかを伝えるとともに、震災に対する日頃の備えの重要性について説明した。
講話中は生徒全員が真剣な眼差しで話を聞いていた。また、涙を流される先生もおり、自衛隊の活動を十分に伝えることができた。
今回の講話については学校ホームページ及び学内新聞にも掲載され、聴講していない生徒、先生及び父兄に対しても自衛隊に対する信頼と理解を深める機会が得られ、学校との更なる良好な関係向上が期待されている。 |