市ヶ谷地域を管轄する牛込消防署による平成24年度自衛消防訓練審査会が9月21日、同署内で行われ、地域内の事業所から男子14隊・女子5隊の計19隊が参加、日頃の訓練の成果発表に臨みました。審査会では119番通報、避難誘導、消火器・屋内消火栓の操作など一連の初期消火活動(東日本大震災を契機に今年度から「火災発生」の原因が地震と想定され、訓練項目が増加)の練度を競いました。
防衛省共済組合市ヶ谷会館からは、ホテルグランドヒル市ヶ谷に勤務する指揮者・増田直樹さん(総務課)、1番隊員・鈴木隆史さん(洋食課)、2番隊員・宮倉和宏さん(和食課)の3名が参加。3名は、自衛消防の手順・動作を体に覚え込ませる地道な訓練を繰り返し当日に備えました。
当日は、市ヶ谷会館チームの出番直前にゲリラ豪雨が襲い、2度に渡り審査会が中断。再開が約1時間後という、モチベーションを維持するのが大変難しい環境での審査となりました。こうした状況下、「数分毎に隊員に声をかけ集中力を切らさないようにした」(増田さん)などの工夫もあり、これを克服。3名は溌剌とした訓練を披露して無事審査を終え、今年度は見事に3位入賞、銅メダルを獲得しました。 |