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自衛隊ニュース   2012年10月1日号
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24年度自衛消防訓練審査会
共済組合市ヶ谷会館チーム

見事に3位・銅メダル獲得

 市ヶ谷地域を管轄する牛込消防署による平成24年度自衛消防訓練審査会が9月21日、同署内で行われ、地域内の事業所から男子14隊・女子5隊の計19隊が参加、日頃の訓練の成果発表に臨みました。審査会では119番通報、避難誘導、消火器・屋内消火栓の操作など一連の初期消火活動(東日本大震災を契機に今年度から「火災発生」の原因が地震と想定され、訓練項目が増加)の練度を競いました。
 防衛省共済組合市ヶ谷会館からは、ホテルグランドヒル市ヶ谷に勤務する指揮者・増田直樹さん(総務課)、1番隊員・鈴木隆史さん(洋食課)、2番隊員・宮倉和宏さん(和食課)の3名が参加。3名は、自衛消防の手順・動作を体に覚え込ませる地道な訓練を繰り返し当日に備えました。
 当日は、市ヶ谷会館チームの出番直前にゲリラ豪雨が襲い、2度に渡り審査会が中断。再開が約1時間後という、モチベーションを維持するのが大変難しい環境での審査となりました。こうした状況下、「数分毎に隊員に声をかけ集中力を切らさないようにした」(増田さん)などの工夫もあり、これを克服。3名は溌剌とした訓練を披露して無事審査を終え、今年度は見事に3位入賞、銅メダルを獲得しました。


大空の魅力を伝える
「白戸栄之助初飛行より百年記念事業」で講演
青森地本

 青森地本(本部長・増田友晴1空佐)は、9月16日、五所川原市立金木小学校で行われた「白戸栄之助初飛行より百年記念事業」を支援した。同事業は、我が国最初の民間パイロットの白戸栄之助氏の初飛行から今年が100周年に当たるのを機に行われた。今回、空の魅力や素晴らしさを子供たちに語ってもらいたいということで、青森県金木町出身の白戸氏の業績を讃え同町に平成16年に発足した「白戸栄之助航空研究会」から、青森地本に依頼があって実現したもの。
 当日は第3航空団(司令・城殿保空将補)飛行群飛行主任の齋藤嘉文2空佐が「飛行機の世界」という演題で講演を行った。飛行機の性能だけではなく、飛行する上でのルールやパイロットでの実体験等も分かり易く説明、質問会では「パイロットは何歳くらいまでできるの」「一時間でどこからどこまでいけるの」等多くの質問があり、講演は盛況のうちに終了した。また、五所川原地域事務所は募集コーナーを設け、募集対象者やその家族に自衛官募集パンフレット等の配布を行った他、自衛官任用制度や募集種目について分かり易く説明し、自衛隊に対する興味や関心の高揚を図った。青森地本は、「今後も地域事業を積極的に支援し、地域の方々に自衛隊に対する理解の醸成を図り、募集基盤の拡充に努めていく」としている。


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