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自衛隊ニュース   2012年3月1日号
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大迫力の演奏で聴衆を圧倒
陸自中音が埼玉県警察音楽隊の公演に協力
"自衛隊人気!? " で入場券の応募増える

 陸上自衛隊中央音楽隊(隊長・武田晃1陸佐)の隊員40名が2月18日、埼玉県警察音楽隊の第37回定期演奏会に協力出演し、合同演奏を行った。初共演だが一体となり迫力ある演奏で聴衆を魅了した。今回の出演に対し「警察広報の推進に多大な貢献をした」として県警本部長から感謝状が贈られた。

 会場となった、さいたま市・大宮ソニックシティ大ホールは約2500人の聴衆で満席。自衛隊の音楽演奏も一緒に聴けるとあって高い関心を呼び、例年より入場券応募が多かった。
 中音の出番は演奏会後半から。交響詩「ツァラトゥストラはこう語った」で合同演奏を開始、前半までとは違う大迫力で文字通り聴衆を圧倒した。
 次は中音お得意のマーチのメドレー。シンプルで美しいメロディーの「キャンディード」を挟み、重厚な「エルザの大聖堂への行列」でプログラムを終了。
 アンコールは2曲、先に武田隊長が人気曲「アメイジング・グレイス」を指揮し、最後は「スーザ・ホリデー〜雷神〜」で締めくくった。
 終演後は両隊長らがロビーで聴衆を見送り。「背が高くてステキ」と武田隊長は女性にモテモテ、記念撮影に引っ張りだこだった。
 今回の合同演奏は県警側から「レベルの高い中音と共演することで、自分たちを向上させたい」として依頼があり行ったもの。共演は初めてだったが、両隊多くの隊員同士が元同級生で、両隊長もお互いのことを学生時代から知っていたということもあり、息の合った合同演奏となった。


雪月花

 「懐かしの昭和メロディ思い出の55曲」スペシャル番組を見た。自慢するつもりは毛頭ないがなんと筆者は55曲全部を知っていた、ふるさとの香りだった。おそらく本紙の読者では半分も知っていれば上の方だと思う。「湯の町エレジー」は昭和20年代初め終戦間もないころ、近江俊郎さんで大ヒット。この歌で熱海や別府など温泉地が観光客で埋まったという伝説もある。近所のお兄さんたちと一緒にこれを歌って先生に怒られたこともあった、流行歌を歌うと不良(少年)になると言われた時代である。母親が口ずさんでいた歌、家内が可愛かった頃一緒に歌ったもの、山で歌ったり歌声喫茶で合唱したものなどはその時どきの情景を思い出させてくれた。いったい自分は生まれてから何曲歌い何曲知っているのかと考えたが数えることはまず無理にちがいない。カラオケに行ったアラフォーの女性が演歌を歌いながら「この歌を知っている私は何でしょう」とよくいう、年齢を知られる〜ッということらしいが筆者たち世代にはすごく嬉しい。歴史に残っている名曲を知っていることは自慢してもいいことではないだろうか。軍歌世代、演歌世代、ビートルズ世代、R&B世代そして今は何という世代か知らないが派手に盛り上がっている。何十年後にも懐メロ番組は順送りで続いていることだろう。


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