第27普通科連隊(連隊長・眞部和徳1陸佐=釧路)は1月18日、釧路駐屯地において、「連隊創隊50周年記念行事」を実施した。
式典には、来賓として川尻隆夫第16代連隊長や松山英彦隊友会釧路支部長が出席。
「(1)わが国土を護るためなら血をも流そう (2)わが愛する道民のためなら汗をも流そう (3)わが友や妻子のためなら涙をも流そう。我ら旭日連隊、釧路原野の防人」という内容の決意表明を全隊員で唱和し、次なる半世紀に向けスタートをきった。
式典の中で連隊長は、「歩兵27聯隊の伝統を受け継ぎこの50年間に成し遂げてきた栄光の歴史は、歴代連隊長の卓越したご統率と先輩隊員の血と汗と涙、これを支えたご家族のご尽力の賜物であり、敬意と感謝を表します。時代は我々を必要としている。我々には先輩から受け継いだ底知れぬしぶとさと鉄石の団結力がある。一歩一歩着実に誇りを持って進んでいこう」と述べた。
また、式典終了後には、釧路駐屯地創設以前から駐屯地近郊に住んでいる、釧路町社会福祉協議会会長の青木五朔氏が、駐屯地・連隊が移駐してきた前後の歴史について記念講話を行い、「この地域の道路や川の整備が進んだのは駐屯地のおかげ」などと語った。
式典の模様は地元新聞でも大きく紹介された。 |