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自衛隊ニュース   2012年12月15日号
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「頑張っています」新しい職場
活躍するOBシリーズ
(株)野村證券米子支店  中武幸教
中武氏は平成24年4月、第3輸送航空隊基地業務群を准空尉で退職。54歳

 自分にどの様な職業が適しているのか、何をしたらいいのかすごく不安な状況の中、援護室へ出向いたときに今の職業を紹介されました。
 上司の勧めもあり、難しい職場で自分に合っているかどうか心配でしたが、「大丈夫」と後押しをしてもらい決めることができたと思っています。再就職の職種選択は非常に難しい問題だと思います。私も部隊援護担当者として援護室での面談に同行すると、他人事のように考えている隊員が多いように感じていましたが、いざ自分の番になってみると「なるほど」と思ってしまうほど難しい問題だと痛感すると同時に、他人事のようにも思えました。そんな時、同僚、上司、援護担当者からの「大丈夫!」の一言が後押しとなり、感謝しております。
 野村證券では総務課に配属となり、主に支店長車ドライバーとして日々県内を走り回っています。他の業務としては、営業車の管理、社内便等の仕分け、用度品の管理・発注等を担当しています。入社した頃は、社員の方々の顔と名前が一致せず机の配置図を持ち歩いていたり、車の運転よりも地名やお客様の自宅への経路をナビに頼る日々が続き、近道を見つけるためプライベートで休日に車で走り回ったこともありました。
 入社前は、証券会社というイメージが先行し不安でしたが日に日に仕事にも慣れて楽しい毎日を過ごしています。勤めて半年が過ぎようとしていますが、まだ証券会社の業務内容の大半が分からないままですが、社員の方々とも気軽に話ができる様になり野村証券で良かったと心から思っています。
 最後に、参考となるかどうか分かりませんが、その職場に自分の力が必要とされているから採用された訳であり、自信を持つことが必要であると思います。自分の持っている能力を発揮することができれば十分だと思います。自信を持って明るく楽しんで、前向きな気持ちで挑戦してほしいと思います。


総合戦技競技を開催
3中隊が2度目のV
高田駐屯地

 第2普通科連隊(連隊長・宮崎洋治1陸佐)は11月19日及び22日に関山演習場、高田駐屯地で、連隊総合戦技競技会を実施した。
 今回の競技会は関山演習場における断郊走の部と高田駐屯地における持続走の2個競技で実施された。
 19日に関山演習場で行われた開会式で統裁官は「チーム力の発揮」「あきらめるな」「安全管理の徹底」の3点を要望し競技が開始された。
 断郊走の部は、各中隊の精鋭6名一組が5個チームずつ参加し、一周約4・5?のコースに挑んだ。コース中には手榴弾投擲と担架搬送のエリアが設けられ、手榴弾投擲では命中数に応じてペナルティーが与えられる競技だった。
 22日には駐屯地に会場を移し持続走の部。できる限り多くの隊員が参加できるよう競技会当日の不在者、勤務隊員等による2回の事前出走を実施した。当日は主力による競技を行った。競技は、2連隊伝統の営庭7周約5・6?で争われ、選手は中隊の名誉と自己の目標達成のため、真剣に競技に臨んだ。
 競技の結果、総合ポイントで第1中隊と第3中隊が並んだが、実施規定に基づき、断郊走で上位を得た第3中隊が平成18年度以来2度目の優勝となった。
 閉会式で統裁官は「引き続き伝統を継承すべく練成を継続し、いかなる任務をも確行する『チーム2連隊』として精進しよう」と要望し、競技会は終了した。


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