静岡地本(本部長・武本茂1陸佐)は5月19、20の両日、ツインメッセ静岡(静岡市駿河区)で開かれた「第51回ホビーショー」(静岡模型教材協同組合主催・入場者約7万5000人)に自衛隊広報展示コーナーを開設し、県内外から訪れた家族連れや模型ファンに自衛隊活動の一端を紹介した。
静岡地本は、富士総合火力演習や自衛隊音楽まつりなどの広報DVDを上映したほか、陸上自衛隊迷彩服の試着や災害派遣時等の写真パネルなどを展示。なかでも、高機動車、偵察オートバイ、パジェロの装備品展示等は来場者の目をひいていた。模型とは違い、迫力のある本物の車両の周りには常に多くの人が集まり、普段近くで見ることのない車両をカメラに収めたり説明にあたる隊員に質問をするなど、終始賑わいを見せていた。
静岡地本は、今後も、あらゆる機会を活用し、自衛隊への理解と認識を得られるよう活動していくとしている。
「除隊後も予備自」陸士に制度を説明
静岡地本援護課は、4月26日と5月17日の両日、滝ケ原駐屯地で実施された「平成24年度陸士就職補導教育」で、予備自衛官等の制度説明を実施した。
担当者は約1時間、参加した任期制退職予定隊員30名に対して制度等を説明。隊員は、熱心に配布資料に目を通し、予備自衛官、即応予備自衛官、予備自衛官補の各制度説明に聞き入っていた。
説明終了後のアンケートでは、「退職後も自衛隊と関わりたい」と回答する隊員が数多くおり、自衛隊との繋がりを保ちたいと思っている若い隊員が多い事が感じられた。
援護課は、企業にも制度説明等を実施し、隊員が勤務しやすい環境を整えるとともに、1人でも多くの即応予備自衛官が誕生するよう、努めていくとしている。 |