私は大型特殊車両操縦訓練に参加していたため、今回の中隊検閲には夜間行進から参加しました。
当日は特に視界が悪く、難しい天候でしたが、夜間行進は計画どおりSP(発進点)を通過、先頭の小隊長からの速度報告や中隊長からの坂道などの地形の通過に関する無線連絡がポイント毎に入り、整斉と予定経路を前進して予定時刻にRP(分進点)を通過することができました。
正しく中隊長の企図や前進経路等を理解し、確実に指揮することが重要であることを認識し、私も戦車大隊の先頭車を任される小隊長になりたいと思いました。
また、集結地においては、SOP(作戦行動基準)に基づき警戒員を配置し戦車の偽装を補備修正させることが重要であることを理解しました。
指揮所活動においては、戦車中隊長、小銃小隊長及び特科大隊FO(前進観測者)が直接状況を報告するとともに情報を共有し、中隊長の企図・構想を砂盤・兵棋により徹底していることを把握しました。
今回の中隊検閲を通して小隊長としてしっかりと中隊長の掌握下に入り、中隊長の命令・企図を理解し、確実に実施することが大事であることを強く認識し、「日本一の戦車小隊長」を目指して引続き尽力していきたいと思います。 |