福島地本(安田孝仁1陸佐)は、4月28日に東日本大震災で被害を受けたいわき市四倉の「道の駅よつくら港」で実施された復興イベント「よかっぺ市」において、自衛隊への理解を深めてもらう目的で広報ブースを開設した。
この日は天候に恵まれ、連休ということもあり、約1500人の市民がイベントに訪れた。
広報ブースでは災害派遣時の写真展示、子供用迷彩服の試着コーナーなどを実施し、市民との交流を図り、自衛隊への理解を求めた。
特に、災害派遣時の写真の前では、当時を思い出し涙ぐむ人や広報官の説明を興味深く聞き入る人など、震災活動中の自衛官の姿に関心を持たれる来場者が見うけられた。
さらにイベントでは、郡山駐屯地音楽隊(音楽クラブ)による音楽演奏や第6高射特科大隊による装備品展示があり、多くの来場者が自衛隊とふれあった。
来場者からは、「震災時には大変お世話になりました。自衛隊の車両を見かけると、とても安心します」などの温かい言葉が隊員に掛けられていた。
今後とも福島地本では、各種イベントを通じ自衛隊への理解を深めてもらう活動をしていくとしている。 |