5月17日、防衛省でロンドン五輪出場内定自衛官に対する激励・見送り行事が行われた(写真)。内定者10名(全12名のうち試合・合宿参加で2名欠席)は、第1省議室において、田中大臣をはじめ副大臣・事務次官等を前に、自己紹介や意気込みを語った。
「目標は金メダルです!」(湯元2陸尉)、「メダルを取って(故郷福島県の)良いニュースになれるよう頑張ります」、(須佐3陸尉)、「国民に勇気と感動を与えられるよう頑張ってきます」(山崎2陸曹)、「最後まで諦めず、メダル獲得をしてきます!」(富井3陸曹)。
大臣は、内定者に対して、「選手の皆さんの努力に敬意を表します。オリンピックで日頃の練習の成果を如何なく発揮して、確たる成績を収めて頂きたい。我々に感動と勇気を与えてください」等の激励の言葉を送った。その後、内定者は庁舎1階ロビーに集まった隊員の盛大な拍手と歓声に送られ、田中大臣に力強く敬礼。ロンドン五輪での健闘を改めて誓った。
「想像以上の盛大な激励・見送りに、『ロンドンでは負けられないな!』という気持ちになりました。結果を残して(自衛官の)皆さんの励みになれたらと思います」(高桑3海尉)、「『お前が競技で頑張っているから、俺たちも頑張れる』など、(出身部隊の)仲間からいつも温かい言葉を受けています。ロンドンで良い結果を残して、それがみんなの活力になったら嬉しいです」(山中陸士長)。
※ロンドン五輪出場内定自衛官〔レスリング〕▽女子48kg級・小原日登美1陸尉▽フリー66kg級・米満達弘3陸尉▽フリー55kg級・湯元進一2陸尉▽グレコ66kg級・藤村義2陸曹〔ボクシング〕▽フライ級・須佐勝明3陸尉▽ウエルター級・鈴木康弘3陸尉▽バンタム級・清水聡3陸尉〔近代五種〕▽男子・富井慎一3陸曹▽女子・山中詩乃陸士長〔ライフル射撃〕▽谷島緑2陸曹〔水泳〕▽200m個人メドレー・高桑健3海尉▽〔陸上〕▽50km競歩・山崎勇喜2陸曹 |