3月30日付で大阪地本部長に山岡健男陸将補が着任し、さっそく部内外において精力的に業務を開始した。
府知事と意見交換 非常時の連携強化へ
山岡本部長は4月4日、着任に伴い大阪府庁を訪問し、大阪府知事(松井一郎氏)と会談した。会談では、主に大阪府下の国民保護及び災害発生時の協力体制についての意見交換と、募集及び援護に係る状況の説明が行われた。松井知事は会談で、「大規模地震など、大阪府内で非常事態が発生した際は、自治体と自衛隊との連携に大いに期待しています」と述べ、相互の連携の強化を約束し、固い握手を交わした。
"ありのままの自衛隊" を発信〈女性モニター〉
また、同13日には「第13期女性防衛モニター委嘱状授与式」が行われた。
「女性防衛モニター制度」は、大阪女性のクチコミによる自衛隊PRを目的として平成13年に開始され、これまで約250名の女性が本制度により活動した。今年度は書類選考と面接により20代の学生から40代の主婦12名を選出した。
委嘱式の中で山岡本部長は「自衛隊のありのままの姿を女性ならではのネットワークで多くの方達に伝えて欲しい。また、ここで知り合った同期との繋がりを大切にして欲しい」と要望した。
今後、13期生は陸海空自衛隊研修、防衛講話及び体験入隊を通じて自衛隊の理解に努め、クチコミやSNS、ブログ、ツイッター等により「ありのままの自衛隊」を発信していく。 |