〈第4地対艦ミサイル連隊〉
第4地対艦ミサイル連隊(八戸=連隊長・水落嘉彦1陸佐)は、1月10日に連隊の団結の強化及び士気の高揚を目的として、連隊訓練始めを実施した。
訓練を始めるにあたり、今年の訓練事故防止を願い、連隊統制で安全祈願を実施した。各中隊は連隊長から配られた御神酒でそれぞれの車両を清め、連隊長以下、隊員一同で二礼二拍手一礼を行い今年1年の安全を祈願した。その後、連隊長を先頭に本部、本部管理中隊、第1から第4中隊の順で、大きな声で呼唱しながら中隊一丸となり武装走を実施し、平成24年のスタートを切った。
〈久居駐屯地〉
久居駐屯地(司令・鬼頭健司1陸佐)は、新年を迎えた1月10日、訓練始めを行った。
久居駐屯地全隊員は、駐屯地朝礼に参加し、駐屯地朝礼に参加。駐屯地司令は、「しっかり個人の目的、目標を持って頑張って欲しい」(要旨)と述べ、その後、各部隊はそれぞれの今年最初の訓練に臨んだ。
32普連は、挌闘訓練隊の指導の下、挌闘(小銃技術)を実施し、迫力ある統制された基本動作を演練した。連隊全隊で刺突・斬打撃の動作を行うと同時に「ヤア—」と大きな気合の入った声が駐屯地内に響き渡り、士気の高さがうかがえた。
業務隊では、業務隊長が年頭の辞を述べ、真心を持って駐屯地の維持・管理にあたる業務隊の任務について全員が認識を深めた。また、会計隊は、新年の業務を終え、持続走を行い、団結の強化を図った。
11日には第2普通科直接支援連隊も持続走を行い、平成24年の訓練始めとした。
〈第113教育大隊〉
第113教育大隊(国分=大隊長・三浦裕令2陸佐)は、訓練始め行事として持続走訓練を実施するとともに、鹿児島神宮を参拝した。
訓練開始式において、大隊長は、「自衛隊の任務が多様化する中で、人の育成を担う教育大隊の任務にもう一度立ち返り、現状に甘んじることなく、より質の高い教育を目指して努力・精進していこう」と述べた。
その後、鹿児島神宮を目標に、往復約10キロ持続走を快走、鹿児島神宮では中隊毎に参拝し、「教育大隊の発展と安全祈願」を実施して、新春の汗をかいた。
〈福知山駐屯地〉
福知山駐屯地(司令・篠原啓一郎1陸佐)は、1月10日、駐屯地隊員の士気の高揚及び団結の強化を図り、健全とした平成24年のスタートを切るために駐屯地訓練始めを実施した。午前8時15分、駐屯地営庭において、駐屯地司令は、「昨年は、当駐屯地にとって任務の年であった。ハイチのPKOに始まり東日本大震災に係る災害派遣そして、台風12号に伴う紀伊半島での災害派遣など本当に実力を発揮した年であった。今年については、教育訓練・基本基礎をしっかりと固め各種任務に備える充電をする年にしたい」と訓示した。
その後、駐屯地司令を先頭に、駐屯地所在隊員全員で、約3キロの駆け足を歩調合わせを実施、「H24—辰 健全 福地山駐屯地」を描き、記念撮影を実施した。
最後に年男・年女を代表して本部管理中隊・杉竹1曹以下10名が年男・年女の抱負を力強く語った。
その後、杉竹1曹の音頭で、福知山駐屯地の更なる飛躍を祈念し、勝ち鬨を行い訓練始めを終了した。 |