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自衛隊ニュース   2009年10月15日号
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スクランブル5555回!
《第2航空団》
5機種で51年間精誠と任務遂行
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F15Jをバックに基地隊員が5555の人文字を描く
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 第2航空団(千歳基地)はこのほど、スクランブル5555回を達成した。1958年(昭33)「空甲般命第一号」により領空侵犯に対する処置が下命された。第2航空団ではF86Fによる第3及び、第4飛行隊が航空自衛隊において初めて警戒待機を開始した。以来、51年の長きにわたってF86D、F104J、F4EJ、F15Jの航空機をもって、安全かつ精誠と任務を遂行してきた。これはひとえに先人達の汗と努力の結晶であるとともに、第2航空団の輝かしい歴史でもある。

国緊隊、医療活動を開始
インドネシアでM7.6の大地震発生
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 インドネシア・西スマトラ州パダンの沖合で9月30日午後5時16分(日本時間同日午後7時16分)、マグニチュード(M)7・6の大地震が発生、土砂崩れや家屋の崩壊などで多数の死者、数千人の行方不明が出る大災害となった。
 インドネシア政府は10月2日、外務省を通じて航空輸送、医療、給水に係る自衛隊の活動を要請。これを受けて同3日未明、北澤俊美防衛大臣は折木良一統幕長に対し「インドネシア共和国への国際緊急援助隊の派遣に係わる準備指示」を発出するとともに同日午後には、医官数名を含む調査チーム(中臺充彦隊長以下約30名)が成田空港から現地へ出発した。
 被災地に到着した調査チームは、直ちにパダン市や周辺地域などを調査するとともに活動内容を関係機関と調整、その結果を防衛省に報告した。北澤大臣は報告を基に同5日、「インドネシア国際緊急医療援助隊(約10名)を編成」「現地で関係機関との連絡調整にあたる統合連絡調整所を設置」などの医療活動実施命令を発出した。
 医療援助隊は同5日午前11時20分(日本時間)から、パリアマン市の北東約15kmのクドゥ・ガンティン村で医療援助活動を開始、5、6の両日で計178人の患者を診療している。


北澤防衛大臣が横須賀初度視察
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 北澤俊美防衛大臣が10月2日、赤星慶治海幕長、金澤博範官房長を伴い、海自横須賀地区を初度視察した。
 この日は雨天のため北澤大臣は護衛艦「ひゅうが」の格納庫内で海自儀仗隊の栄誉礼を受け、巡閲したあと、杉本正彦自艦隊司令官、松岡貞義横総監をはじめ幹部から現状報告などを受け、艦橋や飛行甲板などを順次視察した。
 次いで、潜水艦などを視察したあと、隊員を前に訓示に臨み、明治17年、横須賀鎮守府が置かれた歴史や海上自衛隊の伝統について触れながら「旺盛な士気と優れた能力をもって職務に精励するよう」激励した。


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