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自衛隊ニュース   2009年12月1日号
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航空支援集団特集6、7面

4万人が「出発の歌」大合唱
21年自衛隊音楽まつり
陸海空音楽隊、自衛太鼓、防大、在日米軍など1000名出演
音楽まつり

フィナーレでは全出演隊員と観客が一体となって「出発の歌」を大合唱

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 平成21年度自衛隊音楽まつりが11月20、21の両日、「翔ぬける躍動、響きあう志」をメインテーマに日本武道館で開催された。この音楽まつりには、陸海空音楽隊(全国各地での天皇陛下御在位20年奉祝行事で演奏している)、第302保安警務中隊、自衛太鼓、防大儀仗隊、在日米陸軍軍楽隊、在沖米海兵隊音楽隊など総勢約1000名が出演、それぞれ高度で華やかな音楽演奏やドリルを披露した。招待公演を含めて計6回の公演に、約4万人が日本武道館を訪れ、各音楽隊のすばらしいパフォーマンスを堪能した。20日の招待公演には鳩山由紀夫首相、北澤俊美防衛大臣をはじめ防衛省・自衛隊の高級幹部も会場を訪れ、鳩山首相が公演の最後に「今日は音楽を通じて素晴らしい感動を与えてくれたことに感謝する」と挨拶。また、北澤大臣は公演の冒頭、「音楽まつりを通じて防衛省・自衛隊に対する親近感とご理解を一層深めてもらえれば」と挨拶した。
 今年度の音楽まつりは「翔ぬける躍動、響きあう志」をメインテーマに風・林・火・山の各章に陰・雷の両章を加えた6部構成。最初の「陰の章」では大型スクリーンに「音楽まつりに向けた各隊の意気込み、練習風景」を放映、会場のムードが徐々に高まっていった。次いで、オープニングセレモニーの「風の章」、東北方、中方両音楽隊が「もののけ姫」などのドリル演奏を披露した「林の章」、防大、在日米陸軍軍楽隊、在沖米海兵隊音楽隊が出演した「雷の章」(第2部では「親から子へ〜そして絆」をテーマに各音楽隊が世代間を繋ぐパフォーマンスを披露)、陸海空音楽隊のドリル演奏と勇壮な自衛太鼓の「火の章」と続き、最後の「山の章」では、全出演者と観客が一体となって「出発の歌」を大合唱、最高潮のうちにグランドフィナーレを迎えた。


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