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自衛隊ニュース   2009年3月1日号
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コブラ・ゴールド09
自衛隊など12000名参加
国際平和協力活動を5ヵ国が共同で演練
タイ王国
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 多国間共同訓練コブラ・ゴールド09が2月4日から17日までの14日間にわたってタイ王国で実施された。訓練には、米国、タイ、インドネシア、シンガポール、日本などから約1万2000名が参加、(1)国連平和維持活動に関する指揮所演習(2)人道・民生支援活動(医療)に関する実動訓練(3)非戦闘員退避活動/在外邦人等輸送に関する実動訓練(4)国連平和維持活動に関する実動訓練などを自衛隊員約80名と各国軍人らが連携しながらそれぞれ演練した。特に、(4)の訓練には、自衛隊から教官要員5名が初めて参加、米・タイ・インドネシア軍とともに「検問所・車列の行動」の課目を実施した。(写真は在外邦人などを機内へ誘導する訓練)〈関連記事5面〉

空自イラク派遣、撤収業務隊帰国
5年の任務見事完遂
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石野次男1輸空隊司令はじめ大勢の隊員や留守家族に帰国報告をする派遣隊員
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 2月15日、航空自衛隊小牧基地でイラク復興支援派遣撤収業務隊の帰国報告と隊旗返還式が行われた。これで2003年12月の空自先遣隊の派遣から始まったイラク復興支援活動のすべてが終結した。
 イラク復興支援派遣撤収業務隊は5年にわたり使用した本拠地を撤収するために昨年12月から派遣されていた。現地で使用した宿舎関係や装備品はすべて日本に持ち帰った。当初は3月末までの派遣予定だったが、計画を見直して予定より早く任務が終わるようになり、1月22日、2月6日、9日、11日、14日と5回に分けて帰国した。
 朝8時、家族や隊員など約500名の出迎えを受けた帰国隊員は約130名。支援集団司令官織田邦男空将にイラク復興支援派遣撤収業務隊司令寒河江勇美1佐が帰国報告をし、続いて武田良太防衛大臣政務官臨席のもと、隊旗返還式が行われた。武田政務官は「貴重な経験を生かし、国際社会の安定のため引き続き頑張ってほしい」などと訓示した。
 行事に先立ち行われた記者会見で寒河江隊司令は「日本人としての美徳とお世話になった国々への友好を心して、これまでのイラク復興支援活動を傷つけない様に与えられた任務をこなしてきた。イラク復興支援活動は完全試合をしたと思う」と語った。


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