防衛ホーム新聞社・自衛隊ニュース
スペーサー
自衛隊ニュース   2009年8月1日号
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1面 5面 6面 9面 10面 12面

高級幹部が異動 2、3、5面
(紙面をご覧ください)

開設55周年を盛大に祝う
《富士学校、富士駐屯地》
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 富士学校・富士駐屯地開設55周年記念行事が7月12日、同地域におおぜいの観客と関係者が集まって盛大に行われた。式典には国会議員や地元政治家、OBなどが並び厳粛で華やかだった。この中で三本明世学校長が「人を大切にし、人が最強の守りになる」との式辞を行った。また6月に静岡県知事に就任したばかりの川勝平太氏も「自衛隊との関係を発展強化したい」と祝辞を述べた。このあとグランドでは音楽演奏と模擬戦闘訓練が行われた。90式戦車や装甲車など約100両の地上部隊にヘリも参加した迫力場面、自衛隊で最大最新の99式自走砲や155mm榴弾砲の体を振るわす発射音に幾重にも取り囲んだギャラリーは大歓声を上げていた。また、ヘリ発着グランドには売店が出されたり催しものもあったりで家族づれやカップルなどがタイムリミットの午後3時まで楽しんだ。

アデン湾海賊対処
2次隊の2艦出発
《横須賀 舞鶴》
「はるさめ」「あまぎり」が新法で活動開始
外国船舶護衛など新任務に
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浜田防衛大臣が2次派遣隊員を前に「国の代表として国民の期待を胸に、任務を遂行するよう」訓示した
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関係者多数の見送りを受け、横須賀基地を出港する護衛艦「はるさめ」
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 ソマリア沖・アデン湾で活動を続けている第1次派遣海賊対処水上部隊と交代する第2次派遣部隊(指揮官・在原政夫2護隊司令以下約420名)の護衛艦「はるさめ」「あまぎり」の2艦が7月6日、横須賀と舞鶴の各基地からそれぞれ出港、海上で合流し、ソマリア沖へと向かった。
 横須賀基地で行われた出港行事には、浜田靖一防衛大臣、折木良一統幕長をはじめ防衛省・自衛隊の高級幹部、衆参国会議員、関係省庁、日本船主協会、留守家族ら約550人が出席した。浜田大臣は訓示の中で「先月成立した海賊対処法は、諸官がアデン湾に到着し活動を開始する今月後半には施行することになります。外国船舶をも海賊行為から守ることが新たな任務として付与されるなど、厳しい環境の中、立派に任務を完遂して無事帰国を」と激励した。日本船主協会長からの花束贈呈や在原指揮官の出港あいさつに続いて派遣隊員は「はるさめ」に乗艦、大勢の見送りの中、横須賀を出港した。
 なお、第1次派遣海賊対処水上部隊(指揮官・五島浩司8護隊司令以下約400名)の護衛艦「さざなみ」「さみだれ」は7月7日までに計36回、107隻の関係船舶を護衛している。また、派遣海賊対処航空隊(司令・福島博1海佐以下約150名)のP―3C哨戒機2機は7月5日現在、計12回の警戒監視・情報収集活動を実施している。


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