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2009年8月15日号
1面
5面
6面
8面
9面
10面
12面
夏の定期異動2、3、5面
(紙面をご覧ください)
新法に基づき海賊対処開始
ソマリア沖アデン湾
浜田靖一防衛大臣は7月24日、ソマリア沖アデン湾での海賊対策について、政府が新たに施行された海賊対処法に基づく自衛隊の活動を承認したことに伴ない、第1次海賊対処水上部隊による海上警備行動の終結命令を発出した。これにより自衛隊法の海上警備行動から外国船舶も護衛可能な新法へと切りかわり、その第1回目(1次隊を含めると42回目)の護衛任務が同30日午後(日本時間)終了した。今回、2次隊の護衛艦「はるさめ」「あまぎり」が護衛したのは▽日本籍船1隻(LNG船)▽我が国の船舶運航事業者が運航する外国籍船2隻(タンカー、専用貨物船)▽その他の外国籍船2隻(タンカー、一般貨物船)の計5隻(=写真)。今後、約1年間にわたって新法に基づいた護衛活動を継続していくことになる。
陸海空自衛隊
中国・九州北部豪雨被害に災派
4000隊員が行方不明の救出、給水・入浴など支援
17普連隊員が地元自治体職員とともに土砂に埋もれた建物内の行方不明者の救出・捜索活動を続ける(防府市真尾の特別養護老人ホーム「ライフケア高砂」で)
7月19日から26日にかけて、西日本で梅雨前線の活動が活発になったことに伴う豪雨により、山口県、福岡県、長崎県で多数の死者、行方不明者、孤立者が発生、また、断水などの被害も発生した。21日山口県知事から第17普通科連隊長に、24日福岡県知事から第4師団に、27日長崎県知事から第16普通科連隊長に、それぞれ災害派遣を要請されたため、陸自が17普連、13飛隊、13後支隊、46普連、13通中、13旅団付隊、中方衛生隊、3後支連、14後支隊、40普連、4後支連、4飛隊、16普連、3教団、4施大、7高群、4特武隊、西方普連、4特連、西方後支隊、海自が佐世保地方隊、空自が春日ヘリ隊、12飛教団、航空教育隊、2輸空、3輸空の各部隊延べ人員約3580名、車両約1250両、航空機14機、艦船16隻(30日現在)を派遣、行方不明者の捜索や給水・入浴支援、孤立者住民の救助、また、麻生太郎首相・政府調査団の輸送支援などを実施した。
懸命に特養施設内に流れ込んだ土砂を取り除く隊員
入浴支援も被災者に大好評(山口市小鯖小学校で)
〈17普連〉
7月21日、記録的な集中豪雨による土砂災害の発生に伴い、第17普通科連隊長(森下喜久雄1佐)は、山口県知事からの災害派遣要請を受理し捜索活動を開始した。長引く雨による2次災害の危険、困難な環境下に連日約600名を超える態勢で防府市における行方不明者の捜索、また山口市内の被災者に給水・入浴支援の災害派遣活動を実施した。
同30日、県からの撤収要請を受け、10日間におよぶ捜索・給水・入浴支援等の災害派遣活動を終了した。小鯖小学校に集結した第17普通科連隊・第3後方支援連隊・第13後方支援隊の災害派遣支援部隊は、災害派遣隊長に終了報告を実施し、被災者からはお礼の言葉を受けて見送られた。
各災害派遣部隊は、山口・防府市を後にしてそれぞれの駐屯地へ向け帰隊、各駐屯地では隊友会や所在隊員の出迎えを受け、無事災害派遣任務を終えた。
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