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自衛隊ニュース   1126号 (2024年7月1日発行)
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「胸張って帰ってきて」
大臣 選手にエール
 仏・パリで開催される「第33回オリンピック競技大会(パリオリンピック)」に挑む自衛隊体育学校(朝霞)の選手が6月20日、防衛省を訪れ、木原稔大臣に出場を申告、大臣からエールを送られた。
 大臣は「出場(決定)誠におめでとうございます。厳しい練習を連日積み重ねてきた結果だと思います」とねぎらい、「我々防衛省・自衛隊としても全力で応援しています。どのような結果になっても胸を張って堂々と帰ってくる、悔いの残らぬ大会にしてほしいと思います」と激励した。
 パリオリンピックは7月26日に開幕、8月11日までの17日間、32競技329種目で競われる。体校からは金メダル候補の柔道女子70キロ級代表、新添左季2陸尉ら7人が5競技で各国強豪に立ち向かう。(7面に関連記事)

胸に輝くダイヤモンド 14旅団
最強戦士に成長
レンジャー帰還式

 第14旅団(旅団長・大場剛陸将補)は、6月17日、善通寺駐屯地(香川県)において、旅団集合教育「レンジャー」の帰還式を実施した。
 厳しい基礎訓練間に行われる特別の体力評価に合格し、行動訓練へと駒を進めた隊員たちは、行動訓練開始式において教育隊長(富田祐樹1陸尉)から「(1)自分に負けるな」「(2)チームとして成長せよ」「(3)自分の安全は自分で守れ」の3点の教えを受け、過酷な行動訓練に臨んだ。
 数次にわたって行われる行動訓練は、任務遂行中はもとより、駐屯地で次の任務に向けた整備や準備をしている時すべてが緊張の連続の中で行われます、回を重ねるにつれ厳しくなる任務内容から食事・睡眠が制限され、体力・気力が限界を迎える極限状態の中、見事最終想定を終えた隊員は、歴代受け継がれるレンジャー旗を掲げ善通寺駐屯地へ帰還した。帰還報告を行った戦闘隊は、大場旅団長より最終想定の状況終了宣言を受け、晴れてレンジャー徽章を授与された。
 旅団長は、新たに誕生したレンジャー隊員に対し3カ月の苦労や努力を労うとともにこれからもより一層の飛躍を期待し「旅団レンジャー隊員としての誇りを堅持し、練成を継続せよ。部隊長をはじめ部隊隊員、同期及びご家族に感謝せよ」を要望した。
 陸上自衛隊で最も過酷な訓練といわれる「レンジャー訓練」を自ら志願し、肉体的・精神的に厳しい訓練を乗り越え、憧れのレンジャー隊員となった各隊員は様々な現場において、最も困難な任務に投入される。レンジャー隊員としてのスタートを切った隊員は、期待される任務に結果を出せるよう練磨を続ける。

自分の限界知るために志願

 レンジャー隊員に憧れがあり、自分自身のスキルアップ、自分の限界を知るために志願しました。レンジャー集合教育では、レンジャー隊員に必要な各種戦闘戦技訓練、特に山地潜入、水路潜入、空路潜入など実戦的な訓練をしました。また、食事や睡眠がほとんど取れない中での長距離の行動訓練においては何度も限界を感じました。その中でも数時間にわたり任務(Mission)に必要な装備を背負い暗夜の山の中を歩き続ける苦しさがいつまで続くのか見通しがつかなかった時が一番苦しかったです。それでも、同期と力を合わせて何とかこの日を迎えることができ、今となっては本当に耐えてよかったと思っています。教育を通じて自分の限界、弱さを知ることができました。まだまだ未熟な為、さらに磨きをかけて成長していきたいと思います。
(第15即応機動連隊 本馬場天空3陸曹)


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