防衛ホーム新聞社・自衛隊ニュース
spacer
防衛ホーム
spacer
home
spacer
news
spacer
購読
spacer
2024年 INDEX
10月1日
9月1日 9月15日
8月1日 8月15日
7月1日 7月15日
6月1日 6月15日
5月1日 5月15日
4月1日 4月15日
3月1日 3月15日
2月1日 2月15日
1月1日 1月15日
2022年 2023年
2020年 2021年
2018年 2019年
2016年 2017年
2014年 2015年
2012年 2013年
2011年 2010年
2009年 2008年
2007年 2006年
2005年 2004年
2003年 2002年
2001年
-
スペーサー
自衛隊ニュース   1126号 (2024年7月1日発行)
-
1面 2面 3面 4面 5面 7面 8面 9面 10面 11面

防衛ホーム スポーツ部
-
体育学校で五輪壮行会
7選手決意固める

 防衛省・自衛隊、日本を代表してパリ五輪(7月26〜8月11日)に挑む自衛隊体育学校(朝霞)の7選手を激励する壮行会が6月22日、朝霞駐屯地で開かれ、世界の強豪に挑む「自衛官アスリート」が "戦い" に向けて決意を固めた。

 壮行会には、地元選出国会議員をはじめ、南雲憲一郎統幕副長ら各幕副長、川合良平学校後援会会長、保坂一彦学校校友会会長など来賓・関係者約200人が出席した。

全国の隊員が応援している
学校長

 主催者を代表しあいさつに立った七嶋剛士体育学校長は、「選手たちは日本代表として世界の強豪と戦う重責を感じていることと思う。(壮行会出席の)皆様をはじめ、全国の自衛隊員、日本国民の皆さんの応援があるということを忘れずにパリの決戦の地において、全力をつくしてほしい」と激励。
 来賓祝辞では、「外務大臣政務官として多くの海外の方々に触れる機会がありますが日本人、自衛隊の評価は高い。練度の高さ、連帯感、統率力を持ち何より礼儀正しいと言われる。選手の皆さんはそんな自衛隊から出場される。素晴らしい活躍をもって自衛隊ここにあり、と世界に示していただきたい」(穂坂泰衆議院議員)。
 「自衛隊体育学校は素晴らしい選手を輩出し、メダルを獲得してきた日本(スポーツ界)における一つの頂点。プレッシャーもあるかと思いますが、日本国ここにあり、という思いを実現させていただくことを心から願っています」(上田清司参議院議員)とそれぞれエールが送られた。

 パリ五輪に出場するのは新添左季2陸尉(柔道班)、高谷大地2陸尉(レスリング班)、石黒隼士2陸曹(同)、蝦名愛梨2陸曹(水泳班)、佐藤大宗2海曹(近代五種班)、内田美咲3陸曹(同)、梶木真凜3陸曹(女子ラグビー班)の7人。前回東京五輪出場の梶木3曹以外は、いずれも五輪初出場。

選手の声

新添左季2陸尉(柔道・女子70キロ級、同男女混合団体)
 「(酒井英幸監督に)自信を持って自分の柔道をするように、といつも指導されている。自信を持って戦いたい」
高谷大地2陸尉(レスリング・フリースタイル74キロ級)
 「相手と自分のどちらか体力が無くなったほうが負ける、という(得意とする)戦い方で根性で勝ちにいきたい」
石黒隼士2陸曹(レスリング・フリースタイル86キロ級)
 「(入校して)ウエイトトレーニングを積んできた。(外国人選手に)決してフィジカルで負けているとは思わない。技術力、精神力で戦える。レスリング班の偉大な先輩方に続きたい」
蝦名愛梨2陸曹(水泳・オープンウオ-タースイミング女子)
 「オリンピック日本人女子初の8位(以内)入賞を目指す。多くの方にオープンウオーターの魅力を届けられるよう精一杯頑張る」
歴史変える
佐藤大宗2海曹(近代五種男子)
 「オリンピックで(日本勢は)まだ誰もメダルを取ったことがない。歴史を変えられるよう死ぬ気で戦ってくる」
内田美咲3陸曹(近代五種女子)
 「気持ちで負けないよう強気で戦う。世界で戦い、勝ち抜くにはランニングが重要。(開幕までに)ランニングの力をさらに高めたい」
梶木真凜3陸曹(7人制ラグビー女子)
 「メダルを獲得できるよう全力で頑張る。応援よろしくお願いします」

体校メモ

 自衛隊体育学校は1961年8月、朝霞駐屯地に創設。体育・格闘指導者を育成する第1教育課、国際大会等での成果獲得を任務とする第2教育課などで編成。
 第2教育課は11個班・約150人の学生が在籍。1964年東京五輪から2020東京五輪までの五輪14大会で計25個(金11個、銀5個、銅9個)のメダルを獲得している。


NEXT →
(ヘルプ)
-
shop
-
マスク
-
日本の機甲100年
通販部
10

Copyright (C) 2001-2024 Boueihome Shinbun Inc