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自衛隊ニュース   1126号 (2024年7月1日発行)
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創隊73周年記念・第172回定期演奏会
陸上自衛隊中央音楽隊

「日米友好」をテーマに

 6月7日、東京池袋にある「東京芸術劇場コンサートホール」で陸上自衛隊中央音楽隊(隊長・志賀亨1陸佐)の「創隊73周年記念・第172回定期演奏会」が行われた。
 今回のテーマは「日米友好」で、ゲストバンドとして米国空軍太平洋音楽隊が参加した。演奏会が始まる前に、米国空軍太平洋音楽隊と中音の歌姫鶫真衣3陸曹によるプレコンサートが行われ、「初めからこれって、素晴らしすぎる!」とその時点ですでに会場は盛り上がっていた。
 仕切り直して、元日本テレビアナウンサー上重聡氏の司会により国歌「君が代」から始まった。第1章3曲目は、アメリカ民謡の「アメージング・グレイス」。今年の能登地震を想い新たにオリジナル歌詞にして、石川県出身の鶫真衣3陸曹が透き通った声で思いを強く歌い上げた。最後は、難易度の高い管楽器の卓越したテクニックを目の当たりに「華麗なる舞曲」。まさに吹奏楽の限界を感じさせてくれた。演奏後の隊員たちの「やり切った!」という高揚した顔や雰囲気も含めて圧巻だった。
 第2章では行進曲「エル・カピタン」を演奏。行進曲を得意とする中音だけに、始まりも終わりもビシッと決めてくれる。最後は、米国空軍太平洋音楽隊とのジャズコラボ。あっという間の20分コラボだった。米国空軍太平洋音楽隊はアメリカ空軍が正規に編成した10個の音楽隊のうちの1隊で、横田基地に所在している。
 アンコールは「ハナミズキ」と「オリンピックマーチ」。志賀隊長の人間味溢れる指揮から生まれる心地よい空間に毎回酔いしれる。次回第173回定期演奏会は、令和6年9月14日すみだトリフォニーホール。詳しくは中央音楽隊ホームページにて。


第2師団音楽まつり 大いに盛り上がる
 第2師団(師団長・井土川一友陸将)は、5月25日に旭川市民文化会館において「陸上自衛隊第2師団音楽まつり」を開催した。同音楽まつりは、毎年5月に開催される、師団としてもっとも大きな音楽イベントであり、今年はダンスをしながら演奏する通称「ダンプレ」で有名な旭川永嶺高等学校吹奏楽部のみなさんを特別ゲストに迎え、開催した。
 オープニングではアニメーションをバックにしたシビックファンファーレ&マーチが高らかに吹奏され、続いて第2音楽隊の鍋澤3曹が国歌を独唱、会場は静粛な雰囲気となった。
 その後は、師団らっぱ隊によるステージドリル、映像と音楽を融合させた映像ステージ、各駐屯地音楽同好会による合同演奏、各駐屯地太鼓チームによる迫力ある太鼓演奏、音楽に合わせて自衛隊の様々な服装を紹介するファッションショー、永嶺高等学校による若さと元気あふれるダンプレで大いに盛り上がった。
 フィナーレではステージをサポートした裏方の隊員を含めた大合唱に、隊員が涙を流す場面もあり、約1時間50分に及ぶステージは鳴りやまない拍手のなか終演を迎えた。
 また終演後には、師団長から特に功績があった隊員と定年退職のため今回がラストステージとなった太鼓チームの田中准尉(司令部総務課、元師団最先任上級曹長)と若松曹長(2特連所属)に対して、記念メダルが贈られるとともに、太鼓チーム一同からは、花束が贈呈された。
 第2師団は引き続き、様々な活動を通して「自衛隊と地域を結ぶ活動」を行っていく。

本松元西方総監が激励
<陸自需品学校>
 陸修偕行社会員であり、元西部方面総監の本松氏は、5月17日の午後、陸上自衛隊需品学校(学校長・柳田常泰陸将補=松戸)の幹部一般課程入校学生60名に対し、演題「我が国を取り巻く安全保障環境と南西防衛(兵站の重要性)」の講話を実施した。
 講話においては、第8師団長や西部方面総監を歴任した経験を踏まえ、我が国がおかれる現状や過去の戦訓から早急に求められる南西兵站基盤確立の必要性、部隊の精強化において着意が必要な事項等について、需品科幹部への期待を込めて熱く語った。
 学生からは「インパールやウクライナの教訓から兵站の重要性を理解した」「兵站に係る制約の解決に努めたい」「コミュニケーションを強化して信頼関係を築き、部隊団結強化に努めたい」「兵站的な限界について意見できる専門家となれるよう努力したい」等々との感想が寄せられた。

「防人」応援隊
定期総会、意見交換会を実施
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家族会
 6月11日、公益法人自衛隊家族会(会長・増田好平)定期総会意見交換会がホテルグランドヒル市ヶ谷で盛大に開催された。
 総会には、全国から各県家族会会長、理事、監事をはじめ運営委員などの代表者役90人が出席し、令和5年度自衛隊家族会事業報告、会計報告などの承認および新たに6人の理事就任を承認した。
 次いで行われた表彰式では、総合表彰の部で最優秀賞に栃木県、優秀賞に神奈川県、兵庫県が、会勢拡大優秀賞などに福井県、三重県など計17県が表彰され、その後の第2回理事会では、代表理事、業務執行理事等が選任され、2つの県家族会長を決議した。
 その後、意見交換会を実施。木原稔防衛大臣、鬼木防衛副大臣、高見大臣補佐官、家族会顧問の中谷元衆議院議員、佐藤正久参議院議員、そして事務次官、統合幕僚長、陸・海幕僚長・航空幕僚副長はじめ防衛省・自衛隊幹部が参加し、関係団体からの出席者と合わせて約130人の意見交換が終始和やかな雰囲気で行われた。
 全国から集まる県の代表者の多さや陸海空の来賓の多さに、改めて自衛隊家族会の偉大さと必要性そして期待度を感じる
ことができた1日だった。
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つばさ会
 6月10日、防衛省隣のホテルグランドヒル市ヶ谷において、「令和6年度つばさ会定期総会」が開催された。令和5年度事業及び決算報告・監査報告、令和6年度事業計画及び予算、令和6年度役員人事について、滞りなく全ての議案が、審議・承認された。その後、つばさ会創立60周年記念事業の実施について説明があった。
 今回、会長が杉山良行氏に、副会長が丸茂吉成氏へと変わり、その他の新任者は16名。つばさ会の目的は「会員相互の親睦の他、航空自衛隊の諸業務への協力及び支援、社会に対する貢献などの活動を通じて、航空防衛力の発展に寄与していく」となっている。新しい顔ぶれで益々発展していく事と思う。
 続く懇親会には内倉浩昭空幕長をはじめ現職約80名を含む約260名が参加し、活発な意見交換がなされていた。「また来年、総会で会おう!」と全国に帰っていくつばさ会各支部長たち。空自OBの強い絆を感じた。

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