秋暑お見舞い申し上げます。そろそろ涼しくなっても良いころかと思いますが、今年は暑さの記録を更新し続けているようです。夏の疲れがでてくるころですね。暑さに任せて、冷たいものを飲みすぎると、なかなか調子がでません。温かいものを意識してとるようにすると、秋口にかけて、体調が良くなると駅のベンチで話しているご婦人の会話が耳にはいってきました。人間は、自分に必要となる情報には敏感に反応するものなのかもしれません。頭のなかで、言葉を反芻していました。ありがたいことです。
さて、今回の表現は、"Everything happens a reason"「物事にはすべて意味がある」です。直訳は「すべての事象は、意味があって生起する」となります。心理学の世界では、シンクロニシティ(synchronicity)とか共時性といわれ、意味のある偶然の一致と説明されています。自分の周りにおきるすべてのことに意味があるという考えは、人生や生活を深く、落ち着いたものにしてくれます。偶然ではなく、そこに何か意味があるのではないかという思考は、自分をいろいろな世界に誘ってくれる感じもします。それらをすべてポジティブに考えて実行していく。そんな生活のパターンが、いろいろな新しい発見や動機づけになっていきますね。happenは、物事が偶然に起きることを意味します。外来語にもなっているハプニングの動詞ですね。
これから日ごとに涼しくなることを祈りながら、秋から始まるいろいろなイベントの準備をしていくことになりますね。青い空と澄んだ空気、ゆっくりと歩きながら秋の一日を楽しみたいものです。偶然か必然かなどと考えながら、いろいろと思いをはせるのも良いかもしれません。ストレスのない陽気で楽しい生活をお過ごしください。
<スワタケル>
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