山口地本(本部長・澄川浩1空佐)山口募集案内所で広報官として勤務する目春勝敬(めはる・かつのり)陸曹長は、第12回あとう自然美写真コンテスト(主催・あとう観光協会)で2年連続して最優秀賞のあとう観光協会理事長賞に選ばれ、2月28日に表彰された。
今回の受賞作品となった題名「星の降る丘」は、昨年のクリスマスイブに山口市阿東地区の船平山スキー場で撮影したもので、雪景色の中、青みがかった夜空に満点の星が輝くさまをとらえ、優れた画面構成と卓越した技量により、自然の美しさが表現されている点が評価され、応募作165点の中から選ばれた。受賞式で目春曹長は、「2年連続の受賞に大変驚いている。県内の風景を中心に撮影しているが、有名な観光地や撮影地でなくても、普段暮らしている場所がこんなに綺麗なんだということを地元の人たちに感じてもらえるような写真を撮り続けたい」と受賞の感想を述べている。
目春曹長は、全自衛隊美術展でも入選した経歴を持つプロ級の腕前の持ち主。山口県内の自然や風景を対象とした斬新な構図の作品で、県内外の写真コンテストに数多く入賞しており、山口地本の広報写真の作成や入隊激励会等の行事にも如何なくその才能を発揮している。
山口地本では「庁舎内には目春曹長が撮影した作品が多数展示されています。山口地本においでの節には是非ご鑑賞下さい」と話している。 |