第1混成団(団長・反怖謙一陸将補)は、3月8日、第1混成団の旅団化改編に伴い、昨年2月から建設が進められてきた第15旅団司令部庁舎が完成し、引き続く機能移転完了に伴い、本庁舎の開庁式を挙行するとともに、その運用を開始した。 本庁舎は、2月25日に完成し、3月3日に機能移転に着手、6日に完了した。 開庁式に先立ち、旅団司令部庁舎正面に設置された高さ18mの真新しい国旗掲揚塔に、国旗が掲げられた。 庁舎開庁式では、第1混成団高級幕僚(日根野伸一1佐)から団長に対し旅団庁舎への庁舎移転完了が報告された。 運用開始にあたり、反怖団長は、「全員の努力のお陰で無事、旅団庁舎への移転を完了することが出来た。諸官らは、本日から改編を迎える為の約20日間を旅団改編後の新部署で勤務することになる。そして改編まで、これから配置される部署での準備と、これまでやってきた部署での締めくくり、又は、申し送りの二つを重複して実施することになる。若干の混乱があるかもしれないが、しっかりと足下を見つめ相互に協力し合い業務を進めていってもらいたい」と訓示した。 引き続き、正面玄関前で、団長、副団長、高級幕僚によるテープカットが実施され、その後、旅団司令部庁舎内の巡視が実施され、旅団司令部庁舎の運用が開始された。 第1混成団は、3月26日に37年間の歴史に幕を閉じて第15旅団として新たなスタートを切った。