11月29日、防衛省において第16回アジア競技大会代表選手及び役員等派遣隊員が、北澤俊美防衛大臣に対し成果報告を行った。
今回のアジア大会では、高桑健3海尉が金メダル、銀メダルに輝いたのを皮切りに自衛隊体育学校所属選手全員で、金メダル3、銀メダル2、銅メダル6、合計11個のメダルを獲得するなど華々しい活躍をした。
北澤大臣は活躍した隊員に対し「大きな成果をあげ、皆さん、ご苦労様でした。最初に予想をしたわけではございませんが、皆様の活躍は期待以上の成果であったものと思います。日頃の成果を発揮できたことは素晴らしいことだと思います。出発前にお話しさせて頂きましたが、皆様はおそらく平常心を保ったまま試合に臨むことができたから、このような成果を上げることができたのだと思います。これは自衛隊にとって誇れることであります。皆様のように自衛隊の中で勤務されていて、このような成果を残したことは、自衛隊のみならず、国民の皆様の多くが理解して頂いたものと思います。このような成果を上げられた皆様に感謝とエールを送らせて頂きます」と語り、活躍を賞賛した。
また、火箱芳文陸幕長は「今回の諸官らの活躍は本当に誇り高く、皆さんと喜びを分かちあいたい。金メダルをとった隊員は頂点をとったものとして自分を誇りに思って欲しい。銀メダル以下のものは、恐らく後悔が残ったと思う。それぞれ、全力を出して限界に挑戦したと思うが、全力を出し切ったものだからこそ自分の限界の底が見えたと思う、それを伸ばして行けるかが、成長できるかの鍵だ。私も競技を行っていたものとして言わせて頂くが、頂点を目指して努力することは、自分の成長につながる、それをできる君たちを隊員にもつことは陸幕長として誇りに思える。精進を重ねてこれからも頑張ってもらいたい」と自分自身の経験をもとに、これからも活躍するよう激励した。(関連記事2面)
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