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自衛隊ニュース   2010年12月15日号
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金3、銀2、銅6 メダル獲得
《アジア大会》
派遣隊員が北澤防衛大臣に成果報告
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 11月29日、防衛省において第16回アジア競技大会代表選手及び役員等派遣隊員が、北澤俊美防衛大臣に対し成果報告を行った。
 今回のアジア大会では、高桑健3海尉が金メダル、銀メダルに輝いたのを皮切りに自衛隊体育学校所属選手全員で、金メダル3、銀メダル2、銅メダル6、合計11個のメダルを獲得するなど華々しい活躍をした。
 北澤大臣は活躍した隊員に対し「大きな成果をあげ、皆さん、ご苦労様でした。最初に予想をしたわけではございませんが、皆様の活躍は期待以上の成果であったものと思います。日頃の成果を発揮できたことは素晴らしいことだと思います。出発前にお話しさせて頂きましたが、皆様はおそらく平常心を保ったまま試合に臨むことができたから、このような成果を上げることができたのだと思います。これは自衛隊にとって誇れることであります。皆様のように自衛隊の中で勤務されていて、このような成果を残したことは、自衛隊のみならず、国民の皆様の多くが理解して頂いたものと思います。このような成果を上げられた皆様に感謝とエールを送らせて頂きます」と語り、活躍を賞賛した。
 また、火箱芳文陸幕長は「今回の諸官らの活躍は本当に誇り高く、皆さんと喜びを分かちあいたい。金メダルをとった隊員は頂点をとったものとして自分を誇りに思って欲しい。銀メダル以下のものは、恐らく後悔が残ったと思う。それぞれ、全力を出して限界に挑戦したと思うが、全力を出し切ったものだからこそ自分の限界の底が見えたと思う、それを伸ばして行けるかが、成長できるかの鍵だ。私も競技を行っていたものとして言わせて頂くが、頂点を目指して努力することは、自分の成長につながる、それをできる君たちを隊員にもつことは陸幕長として誇りに思える。精進を重ねてこれからも頑張ってもらいたい」と自分自身の経験をもとに、これからも活躍するよう激励した。(関連記事2面)


3年ぶり日米共同統合演習始まる!!
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 陸海空3自衛隊と米軍(陸軍・海軍・空軍・海兵隊)による日米共同統合演習が3日午前、日本全国の自衛隊関連施設及び周辺海・空域で開始された。この演習は実動訓練としては平成19年度以来、3年ぶりの実施であり、今回で10回目となる。演習への参加規模は、自衛隊側が約3万4千人、米軍側が約1万人、日米艦艇約60隻、日米航空機約400機。米軍側は、先の米韓合同演習にも参加していた原子力空母ジョージ・ワシントンも参加する。 わが国防衛のための日米共同対処に必要な自衛隊・米軍及び自衛隊相互間の連携要領を実動により演練し、共同統合運用能力の維持・向上を図ることを目的として、弾道ミサイル対処を含む航空諸作戦を主に、10日までの8日間にわたり演練する。


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