平成21年度優秀自衛隊地方協力本部表彰が6月14日、防衛省(市ヶ谷駐屯地・基地)で実施された。これは、全国50コ地本の中から、募集、援護、予備自衛官などの活動が、この一年間で特に好成績を収めた地本を選び表彰するもので、第1級賞状は北澤俊美防衛大臣が3コ地本長に、第2級賞状は火箱芳文陸幕長が10コ地本長に、それぞれ賞状及び副賞を授与した。
第1級表彰は午前11時から大臣室で始まり、榛葉賀津也副大臣、長島昭久政務官、中江公人事務次官、火箱陸幕長、河村克則海幕副長(海幕長代理)、外薗健一朗空幕長、上瀧守内局人教局長が陪席する中、北澤大臣が東京(本部長・森山尚直陸将補)、岡山(本部長・吉永幸男1陸佐)、沖縄(本部長・山下裕貴陸将補)の3コ地本長に、それぞれ1級賞状と記念品を授与した。次いで、北澤大臣は陪席者とともに3コ地本長と親しく懇談、日頃の労をねぎらった。3コ地本長は「現場の地道な努力が花開いた」(東京)、「諸先輩の汗と努力の成果の積み重ねのお陰」(岡山)、「全部員が自衛隊と国民の架け橋となるよう努力してきた成果」(沖縄)など、受賞の喜びを語っていた。
また、第2級表彰は午後3時から陸幕長室で、荒川龍一郎陸幕副長、岩田清文陸幕人事部長、鮒田英一海幕人教部長、廣中雅之空幕人教部長、山内大輔陸幕募集・援護課長が陪席する中、火箱陸幕長が旭川(本部長・川原光雄1陸佐)、青森(本部長・竹本三保1海佐)、千葉(本部長・伊藤元万1海佐)、神奈川(本部長・五島浩司1海佐)、石川(本部長・古垣吏一1空佐)、三重(本部長・藤田穣1陸佐)、京都(本部長・石田裕1陸佐)、大阪(本部長・江口直也陸将補)、山口(本部長・澄川浩1空佐)、大分(本部長・高木新二1陸佐)の10コ地本長一人ひとりにねぎらいの言葉をかけながら2級賞状と記念の楯を授与した。 |