防衛省共済組合職員の古家孝一(こが・こういち51歳)さんと妻・古家美穂(こが・みほ45歳)さんの娘、古家菜沙(こが・なずな、7歳3ヶ月、以下なっちゃんという)ちゃんの海外での心臓移植に必要な費用を収集するため、「なっちゃんを救う会」(菊田桂子(きくた・けいこ)代表)を設立し、募金活動を開始することとなりました。
なっちゃんは、2003年3月の誕生時から、心音が弱いなどの問題があり、2歳のときには拘束型心筋症の疑いとして、投薬を開始しました。そして2008年12月、なっちゃん5歳のときに、 カテーテル検査で拘束型心筋症と診断されました。
今年4月には、拘束型心筋症急性増悪のため一時ショック状態に陥り、なっちゃんの強い意志と補助循環装置によって救命されましたが、その際に医師から「心臓移植をしなければ余命半年」と宣告されました。
移植を受けるには、海外か、または、今年7月17日には、臓器移植に関する法律(以下「臓器移植法」という)が施行され、子どもから子どもへの移植が可能となるため、心臓移植には海外以外の選択肢が増えることも、示唆されました。しかしながら、国内では、心臓移植実施件数そのものが少ないという現状をふまえると、なっちゃんの体(15kg前後)に見合うお子様のドナーが、すぐに見つかるとは考えにくいのが現実です。
そのため、海外での移植の可能性に賭け、渡航先を探していただいたところ、東京女子医科大学病院の医師の方々や特定非営利活動法人 日本移植支援協会(以下、「協会」という)のご尽力により、幸いにもカナダのシックキッズ(Sick Kids)病院での受け入れが決まりました。
このたび、幸いにも海外での移植の道が開けましたが、治療費、渡航費等を含めて9000万円にものぼり、今後の病気の進行具合によっては、さらに費用が増える可能性もあります。とても個人、一家庭では用意することのできない、膨大な費用が必要です。
そこで私たちは、「なっちゃんを救う会」を設立し、募金活動を開始することとしました。
なっちゃんの命をつなぐためには、皆様の善意、真心に頼る以外に方法がありません。
一日でも早く、なっちゃんがカナダでの心臓移植を受けることができるよう、皆様方の温かいご支援ご協力を賜りますよう、心よりよろしくお願い申し上げます。
(「なっちゃんを救う会」事務局 〒165-0033 東京都中野区若宮1-45-8 ポートハウス1-101TEL03-5327-5730 FAX03-5373-2240 http://www.save-nacchan.com/)
〈募金のお振込先〉みずほ銀行鷺宮支店 普通口座1968622(なっちゃんを救う会)
※詳しくはホームページをご覧下さい。 |