防衛医大病院では11月20日、病院外来棟ロビーで「ウィンターコンサート」を開催、入院中の患者とその家族ら約250人が音楽演奏を楽しんだ。
　このコンサートは、病気療養中の患者に心休まる時間を過ごしてもらおうと同院が毎年計画しているもので、例年、陸上自衛隊高等工科学校の前身である陸上自衛隊少年工科学校吹奏学部が出演し好評を得ており、今回も同校吹奏学部による演奏が行われた。
　また、今回は防衛医大病院からも石坂薫事務部長がアルトサックスで参加し、日頃の練習の成果を披露した。
　コンサートでは、山口百恵メドレーや陸・海・空自衛隊の行進曲などが演奏され、アンコール曲のエル・クンバンチェロでは患者らも曲に合わせ手拍子をするなど、生徒達の若さ溢れる演奏に患者らは楽しい一時を過ごした。
　コンサートに訪れた患者からは、「気分が晴れる感じでよかった。若い方から元気をもらった」「演奏者の一生懸命さに励まされた」などの声が聞かれた。特に、手術で声が出なくなった患者から「今日は忙しい中、ウィンターコンサートありがとうございました。とても心が明るくなりました。声が出ないので申し訳ありません」と書かれた手紙が、指揮者の香川教官に手渡されると、これをみた生徒たちの中には感激のあまり涙ぐんでいる者もいた。
　防衛医大病院では、入院患者に楽しんでもらうため、今後も院内コンサートなどを開催していきたいとしている。

　第21普通科連隊(連隊長・蛭川利幸1佐)は11月15日、秋田駐屯地で永年勤続者祝賀行事を実施した。
　25年勤続表彰を受賞したのは23名の隊員で、蛭川連隊長から1名ずつ、労いの言葉を掛けられて表彰状を受けたあと、執行者訓示で「永年勤続25年というのは本当に素晴らしいことだと思う。『無事これ名馬』という中国の言葉を引用して、一時の活躍であれば誰にでも出来る。しかしながら長い間、健康面・仕事面そして全ての面において自分を管理し、自衛隊に奉職したということは本当に素晴らしい事だと思う」と話し、23名の隊員を褒め讃えた。
　式典終了後、永年勤続者の家族を交えて記念撮影を実施した後、隊員食堂で祝賀会食が行われ、25年間の自衛隊勤務を振り返って感じることなどの発表があり、感慨深い時間の中にも楽しい時を過ごし、永年勤続者祝賀行事を終了した。

　八戸駐屯地(司令・吉田賢一郎1陸佐)は11月13日、地域住民の部外協力者らに対して自衛隊の任務に対する理解を深めてもらうために第9飛行隊の支援を受け航空機UH—1Jヘリコプター2機による体験搭乗を行った。
　各部隊から推薦された58人が、搭乗前安全教育の説明を受けた後、第9飛行隊格納庫に移動、体験搭乗が開始され、5フライトが実施された。よく晴れ渡る秋空の中、UH—1Jヘリコプターに乗り込み階上岳を眺む広大な八戸市内のパノラマを満喫し約15分の空の散歩を楽しんだ。参加者は、「貴重な体験が出来た」「車がミニカーに見えた」など感想を述べ、一様に満足した様子で八戸駐屯地を後にした。

　Hi!皆さん。お元気でしょうか。木々が色づき、枯葉が歩道を彩っています。街は、クリスマスのイルミネーションが輝いていますね。一寸立ち止まって、静かに街をながめてみると、自然がとても綺麗に、イルミネーション以上に輝いて見えます。関東は比較的、暖かい日が続いています。良い季節ですね。
　さて、今回の表現は"I can manage"「なんとかなるわ」です。やってみれば出来るんじゃないかなという表現です。今風にいえば、「大丈夫じゃない」でしょうか。私がこの表現に出会ったのは、もう25年以上も前です。英会話の学校で英語を集中的に勉強しているときでした。講師のアメリカ人女性にトイレの場所を聞かれて、そのとき10人ぐらいのグループでのレッスンだったんですが、その質問に私たちが答えたのは、「ここのトイレは和式だから、洋式のトイレは隣の建物にいかなければなりません。」でした。状況を考えれば笑える話ですね。その際、間髪をいれず女性講師がいった言葉が、"I can manage"「なんとかなるわ。」でした。今でも、耳の奧にそのときの言い様が残っています。英語の表現の巧みさに感じ入ったものでした。(笑)
　朝夕は冷え込んできましたね。風邪も流行っているようです。部屋に閉じこもらず、ひんやりとした空気を楽しみながら、自然に触れてみるのもいいかもしれません。楽しくストレスの少ない生活を、陽気に楽しみたいですね。See ya!
　〈スワタケル〉