1月16日、東京日比谷の帝国ホテルで読売新聞主催の日本スポーツ賞授賞式が行われた。その中で、競技団体別最優秀賞近代五種・バイアスロン部門で自衛隊体育学校の藤森勇希3陸曹(27)が受賞した。 藤森3曹は11月の全日本選手権で優勝したほか、5月のワールドカップ第5戦では予選1位で決勝に進出した。2007年の北京五輪アジア地区予選では、日本代表になった村上3尉に後一歩の6位に終わり、惜しくも代表になれなかった。その悔しさが、今に繋がっているのだろう。しかし、今ロンドン五輪への大きな一歩を踏み出したといえる。 日本スポーツ賞は昭和26年に制定され、各スポーツ競技団体から推薦された優秀選手・チームの中から選考され表彰するもので、受賞者には記念トロフィーと賞状が渡される。 この日も、藤森3曹の他に、大賞に水泳の北島康介選手、オリンピック特別賞にソフトボール女子日本代表チームなど2008年に活躍したスポーツ選手27名及び19チームが表彰された。
第34普通科連隊(連隊長・三浦直人1佐)=板妻=は1月5日、訓練はじめを実施して部隊の団結の強化及び訓練意欲の高揚を図った。 訓練はじめに先立ち、連隊長は全隊員に対して平成21年の訓練に対する考えを示すとともに「花の橘34連隊の精強化のため、全隊員一致団結し各種訓練に邁進していこう」と年頭の訓示を行った。 続いて、隊付幹部候補生と3曹昇任者が体育指導を行い、全員が声高らかに準備運動を実施したのち、上衣半袖に整え、連隊統制駆け足の態勢に移行した。 連隊長を先頭に連隊本部、各中隊毎建制順に隊形を保持しながら気合いの入った発声駆け足を行い、新年における訓練のスタートを飾った。 賀詞交歓会も 板妻駐屯地は新年にあたり1月6日、駐屯地で賀詞交歓会を開催、近隣の自治体関係者はじめ自衛隊協力関係者など約40人が一同に会し新年を祝った。 三浦直人司令は「3回目の新春を迎えることが出来ました。平成21年を迎えるにあたり隊員には『融和一体』『任務即動』の2点を要望しました。出席者の皆様におかれましては引き続き、板妻駐屯地に対するご支援ご協力をお願い致します」と挨拶を行った。 出席者からは駐屯地に対する心温まるメッセージや新年の挨拶があり、また、会場では出席者と部隊関係者が相互に協力態勢の強化を図るなどの意見交換も行い賀詞交歓会を閉会した。