防衛ホーム新聞社・自衛隊ニュース
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自衛隊ニュース   2009年1月15日号
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共済組合ニュース

セミナー初開催
制度内容など理解促進図る
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 共済組合事業に関連する情報や制度内容等を組合員及びその家族に説明する共済セミナーが12月19日、防衛省共済組合神町支部で行われた。
 これは神町駐屯地における部隊ごとに実施する家族支援行事のうち、第6施設大隊で行った同行事のカリキュラムに「共済セミナー」を組み込み、共済組合本部の職員が現地に赴き説明する形態で実施したもので、組合員5名とその家族42名の計47名が参加した。セミナーの内容は、(1)トピック事項(「ねんきん特別便」及び「特定健診等」)、(2)福利厚生アウトソーシングの説明、(3)ライフプランに沿った共済事業の説明(4)その他、保険や広報誌、ホームページなどについての説明が行われた。
 終了後に回収したアンケートには、今回のセミナーについて「参考になった」、または「興味が持てた」との回答が多くあり、家族に対する広報としては一定の成果が見られた。
 共済組合本部では、今回の開催を皮切りに、今年度中にあと1ヵ所陸上自衛隊豊川駐屯地での開催を予定しており、来年度以降も理解促進のために同様のセミナーを続けていきたいとしている。


グラヒル チャペルコンサート
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 ホテルグランドヒル市ヶ谷で12月22日、第23回クリスマスチャペルコンサートが開催された。
 毎年クリスマスに併せて行われるこのイベントは大変好評で、今回も約130名が訪れ、用意された追加の椅子も満席となった。チャペルのロビーでは大勢のカップルや家族連れがウェルカム・ドリンクを片手に談笑しながら、開演時間を今や遅しと待っていた。
 18時30分に開演したコンサートは2部構成で、第1部は、日本を代表するオルガニストの椎名雄一郎氏によるソロ演奏。バッハの「小フーガト長調」、「主よ人の望みの喜びよ」など3曲を演奏し、オルガンの柔らかい音色に観客が聞き惚れていた。
 第2部は、伊佐山加奈子氏ら女性4人による弦楽四重奏で、「ホワイトクリスマス」や「恋人がサンタクロース」などクリスマスらしい5曲を披露した。記者は音楽についての素養をまったく持ち合わせていないのだが、華麗に弦を操る指先から奏でられる音の芸術にシャッターを切るのも忘れてしまうほど聞き入ってしまった。
 続くグラヒル専属聖歌隊とオルガン奏者によるクリスマスキャロリングでは、プロの声量と迫力でクリスマスメドレーが紹介され、聖歌隊が楽しそうに歌う姿が印象的だった。
 フィナーレは、全員で「きよしこの夜」を合唱し、会場に大きな拍手が響く中、チャペルコンサートは終演となった。親子で訪れていた参加者は、「聖歌隊の歌声がとても素敵で印象に残りました。また来年も是非来たいです」と満足そうに話すなど、笑顔で家路に着く観客の心に深く残ったようだった。
 また、コンサートの後にはピアノとヴァイオリンの演奏を聴きながらの予約制のディナーも用意されるなど、物心両面で充実のクリスマスイベントとなった。


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