隊員諸官、ご家族の皆様、支援者の皆様、新年あけましておめでとうございます。 特に、ゴラン高原、ネパール、スーダン、クウェート、在外大使館等国外で勤務されている隊員諸官並びに対領空侵犯措置、警戒監視等への対応のため、年末年始を問わず、任務に従事されている隊員諸官に衷心より敬意を表します。 さて、防衛省・自衛隊においては、昨年、航空自衛隊によるイラク等での輸送活動を12月に終了しましたが、海上自衛隊によるインド洋での補給支援活動については、今年1月以降も1年間期間を延長して実施されることになります。 防衛省としては、今後とも「テロとの戦い」をはじめとする国際平和協力活動について、主体的・積極的に取り組んで行く必要があると考えております。 他方、数々の事故・事案や不祥事が生起したことは、誠に遺憾であり反省しなければなりません。一刻も早く国民の皆様からの信頼を回復するためにも、昨年7月に提出された防衛省改革会議の報告書に示された様々な提言を早期に実現する必要があります。 私は、常日頃から「汗する」ことが大切だと思っております。隊員諸官は、率先垂範して「体に汗する」ことは勿論ですが、相手を思いやって「心に汗する」ことも忘れず、本年も国内外で、任務や訓練に精励してもらいたいと思います。 私も新年を迎え気持ちも新たに、武田・岸両政務官の協力を得ながら、浜田大臣を補佐し、全身全霊をもって防衛副大臣の職を務めてまいる所存です。 末筆になりましたが、隊員のご家族や防衛省・自衛隊に対し、ご支援を賜っております皆様方のご健勝とご多幸を祈念して、新年のご挨拶とさせていただきます。