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自衛隊ニュース   1133号 (2024年10月15日発行)
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防衛省・自衛隊 地方協力本部

合同企業説明会<福岡>
 福岡地方協力本部(本部長・久田茂将1陸佐)はこのほど、福岡国際会議場で一般財団法人援護協会福岡支部との共催により「令和6年度任期制隊員合同企業説明会」を開催した。
 本説明会は、来春に任期満了により退職を予定している隊員に対し、企業と直接面談する機会を作り、具体的な再就職準備を促進することを目的として実施している。今回の説明会には、北海道から沖縄までの隊員185名が参加。企業側は福岡県内に所在する企業を中心に303社が参加した。
 参加隊員は、関心のある企業ブースを訪れ職務内容や処遇などの説明を熱心に聞き、質問していた。
 また説明会場内に予備自衛官等コーナーを設置し、参加隊員や参加企業に対し積極的に予備自衛官等制度について説明を行い、理解促進と更なる協力企業の拡大を図った。さらに、実施要領説明の際に予備自衛官補採用試験について説明し、社員の予備自衛官補への志願を依頼した。
 参加企業からは「多くの隊員と面談ができ、大変有意義な時間となった。慢性的な人手不足であり、将来の責任者を含めた担い手の教育にも時間がかかる。自衛官として勤務してこられた隊員の方は規律正しくかつ厳しい訓練に耐えてこられ、この経験は他とは違うため、マッチングする隊員がいれば幸いです」という声が聞かれた。
 福岡地本は「今後も計画的な就職指導や先行的な企業情報の収集により、充実した説明会を開催するとともに、就職率100パーセント達成に努めていく」としている。

「凛とした心」伝う<栃木>
 栃木地方協力本部宇都宮募集案内所(所長・古川3陸佐)はこのほど、宇都宮短期大学附属高等学校で行われた「スマートハート」を支援した。
 スマートハートとは、自衛隊が持つ発声方法などのノウハウを就職面接に生かせないかと高校からの依頼を受け、「凜とした心を育む」授業として計画。平成25年から希望する高校で行われている。
 社会人としてのマナーとコミュニケーション能力向上を支援することにより学校との信頼関係を築くとともに、自衛隊への理解を深めることを目的としている。同高校では毎年、調理科と情報商業科を対象に実施しており、生徒と直接対話できる絶好の機会となっている。
 参加者85名が8班に分かれて基本動作・号令を発する実習をしっかりと行い、次に面接対応として入退室と自己紹介の実習を行った。
 各班担当自衛官が和気あいあいと生徒に寄り添った指導を行い、「発声やお辞儀の角度などが身につき気持ちが前向きになった」、「面接の受け答えや自分をアピールすることが大切だと学んだ」などの感想をもらった。見違えるような生徒の生き生きとした動作に先生方も感動していた。
 最後に広報官が面接実習の良い例、悪い例を巧みな演技で披露し、大いに盛り上がった。
 宇都宮募集案内所は「今後も学校との信頼関係を強化し連携を図りながら、自衛隊への理解と魅力を発信していく」としている。

ロープ降下挑戦<兵庫>
 兵庫地方協力本部西宮地域事務所(所長・後藤田浩示1陸尉)は9月5日、第36普通科連隊(伊丹)の協力を得て、関西学院大学生13名のインターンシップを支援した。
 危機管理について学ばせたいとの同大学教授の要望から、これまで座学、六甲山での登山訓練を実施しているが、今回はロープでの降下訓練を行った。
 36連隊隊員からロープでの降下の全般時程や注意事項等の説明を受けた際、迷彩服に着替えた学生達の緊張感が一気に高まった。
 基本教練から始まった降下訓練は無事終了。危険を伴う作業時のリスクマネジメント等について、身をもって体験する良い機会として大いに意義のある貴重な時間となったようだった。
 参加した学生からは「皆さん優しくて自衛隊に対するイメージが変わりました」、「自衛隊の危機管理や訓練に取り組む姿勢に感心しました」、「オン・オフの切り替えがすごいと感じました」、「自衛官と言う職業に少し興味がわきました」など多くの所見を聞くことができた。
 兵庫地本は「今後も引き続き学生に対し積極的に自衛隊の魅力を発信し、募集基盤の拡充を図っていく」としている。

皇宮護衛官に講話<京都>

能登災派テーマに

 京都地方協力本部(本部長・田方一寿1陸佐)は9月2日、皇宮警察京都護衛署長以下皇宮護衛官30名に対し、関係機関との連携強化を目的として、「令和6年能登半島地震に係る災害派遣について」と題し講話を実施した。
 災害派遣にとどまらず、防衛省・自衛隊の概要のほか、田方本部長の専門分野である会計科職種の経験を生かし、日本の防衛予算等について説明した。
 質疑応答では、皇宮護衛官の方々が京都御所を守護する存在として、「京都で災害が発生した場合について」や「警察と自衛隊の連携について」熱心に質問するなど、自分たちの立場を鑑みて発災等における対応について確認する姿が印象的であった。
 京都地本は「本講話を通じ皇宮警察と自衛隊の懸け橋となれる講話ができたと感じている。今後もこの様な講話も含め、自衛隊を知ってもらう機会を増やすことが大切」としている。


UH1Jに搭乗<青森>
 青森地方協力本部(本部長・岡村正彦1空佐)はこのほど、陸自弘前駐屯地において第9飛行隊(隊長・吉田規祥2陸佐)の支援を受けUH1Jヘリコプターによる体験搭乗を同駐屯地と連携して実施した。
 弘前地域事務所、五所川原地域事務所、弘前地区センターの募集対象者、募集協力者及び援護協力企業社員等64名が参加。
 参加者は搭乗説明を受けた後、各グループに分かれて搭乗。普段とは違う角度で住み慣れた街並みを写真撮影するなど約10分間、弘前市上空の空中散歩を楽しんだ。
 参加者からは「とても楽しかった。パイロットもとてもかっこ良くて憧れます」、「上空からの眺めが最高でした。子供達も大変喜んでいました」などの感想が得られた。
 青森地本は今後も各部隊の協力を得体験搭乗等を実施し、募集対象者及び援護協力者の方々に自衛隊をより深く知っていただけるように努め、募集・援護基盤の拡充を図っていく。

桜島上空飛ぶ<鹿児島>
 鹿児島地方協力本部(本部長・松浦幸一1海佐)は9月8日、海上自衛隊鹿屋航空基地において、第211教空航空隊(鹿屋)の支援を得て募集対象者約20名に対する体験搭乗を実施した。
 当初、体験搭乗前の安全教育等が実施され、体験搭乗は搭乗機のTH135が小型の機体であるため、1機に3名または2名が乗りうち1名は操縦手の隣の席に乗った。体験搭乗参加者は、鹿屋市内から桜島を展望できるルートでの飛行を楽しんだ。
 格納庫には搭乗機が展示され、体験搭乗に同行していた家族の方や待機中の体験搭乗者に対し、パイロットの隊員からTH135の主任務、性能諸元等の説明が実施された。また、待機室では体験搭乗が疑似体験できる広報用動画を放映。待機しているご家族もヘリコプターに搭乗した気分を味わっていた。
 参加した募集対象者からは「将来の夢が変わるきっかけになった」、「今回のフライトで自衛官の凄さを感じた。自衛官になりたい」と入隊への強い希望の感想も頂いた。
 鹿児島地本は「引き続きあらゆる機会を活用し、多くの県民に自衛隊の活動等を紹介する機会を設け、自衛隊への理解促進、認知度向上に一丸となって努めていきたい」としている。

トウチとさくら
(トウチ君とさくらちゃんは東京都の鳥「ゆりかもめ」がモチーフの東京地本のマスコットです)
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水防訓練に参加<狛江>

募集広報を行う

 東京地方協力本部府中分駐所(所長・近藤1陸尉)はこのほど、狛江市にある多摩川緑地公園グラウンドで実施された「令和6年度狛江市総合水防訓練」において、航空自衛隊中部航空管制団の支援を受けて募集広報活動を実施した。
 狛江市が主催する本訓練は、昭和49年の多摩川堤防決壊による水害から50年の節目の年として、市民の水害への備えの意識の啓発が目的。調布警察署、東京消防庁等の機関が参加し各種防災体験や展示のほか大規模な劇場型水防演習が実施され、多くの市民がそのリアルな演習を前に防災意識を高めた。
 府中分駐所が設置した広報ブースでは、5トン水タンク車及び炊事車の車両展示を始め、空挺自由降下、ブルーインパルスの操縦及び10式戦車操縦の3種のVR体験、自衛隊PR映像の放映等を実施した。
 多くの来場者が訪れ、展示車両前での写真撮影やVR体験に心躍らせていた。炊事車を前にしたご家族は「自衛隊のキッチンカーですね。こんな車もあるなんて本当に頼もしいです」と驚いている様子だった。
 府中分駐所は、地域に密着した募集・広報活動を実施して、防衛省・自衛隊に対する理解と興味を獲得して将来の募集活動につなげていく。


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