東京地方協力本部台東出張所(所長・齊藤3陸佐)はこのほど、拓殖大学の学生8名に対して「目黒基地航空研究センター見学ツアー」を実施=写真=。航空自衛隊航空研究センター運用理論研究室で勤務している拓殖大学出身のリクルータの協力により実現した。
航空自衛隊の概要説明後、我が国に武力攻撃として弾道ミサイルなどが飛来する場合の対処である弾道ミサイル防衛(BMD)について説明。対領空侵犯措置のスクランブル(迎撃戦闘機緊急発進)は、映像と音響を使用して緊迫した状況下で説明した。
参加者からは、年間のスクランブルの回数の多さや弾道ミサイル防衛に関心を示すとともに、「次回のツアーにもぜひ参加をしたい」との声が聞かれた。
台東出張所は、今後も学校を通じた説明会や各自衛隊の広報イベントへの案内などを適宜実施し、自衛隊への理解を促進する。 |