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1042号 (2021年1月1日発行) |
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第54回自衛隊高級幹部会同 |
12月16日、防衛省の政策方針を高級幹部に周知徹底すること・直面する自衛隊の重要課題について意見交換を行うことを目的とした「第54回自衛隊高級幹部会同」が開催された。本来は最高指揮官たる内閣総理大臣を迎え、高級幹部が防衛省に一堂に会すが、今回は新型コロナウイルス感染症感染拡大防止のため、防衛省と各部隊を繋いだテレビ会議形式で行われた。
菅義偉総理はビデオメッセージで参加し約90名の高級幹部を激励。「国民に信頼され続ける防衛省・自衛隊を目指し、任務遂行のために『小さなことをチェック』する、そして、『一歩先を考え』全力で『問題を解決』する、そのようなリーダーとなれるよう、日々、研鑽を積むことを期待します」と訓示した。また、岸信夫防衛大臣は、「地域の理解と協力」「日米同盟、多国間協力」「働き方改革」の重要性を説き「我が国と世界の平和と安定のため、そして国民を守るという崇高な任務の遂行のため、幹部諸官の一層の奮励努力を期待します」と訓示した。 |
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内閣総理大臣特別賞状表彰式
中央病院等5コ部隊の功績を讃える |
12月17日、総理大臣官邸において「令和2年度自衛隊記念日に際する内閣総理大臣特別賞状表彰式」が行われた。この賞は、地道に活動し顕著な功績を挙げながら、必ずしもそれが広く知られていない部隊等を表彰するもの。菅総理は「今後も国民を守るため、そして我が国を守り抜くために、任務に推奨されることを大いに期待します」とその功績を讃えた。栄えある受賞部隊は左記のとおり。
◆自衛隊中央病院(病院長・上部泰秀)長年にわたる自衛隊員への医療提供、新型コロナウイルス感染症対応や官邸医療支援への貢献等による功績
◆陸上自衛隊中央輸送隊(隊長・黒田耕太郎1陸佐)長年にわたる自衛隊の輸送業務や新型コロナウイルス感染症対応等による功績)
◆海上自衛隊硫黄島航空基地隊(司令・袴田重征1海佐)長年にわたる硫黄島の基地機能の維持等による功績)
◆海上自衛隊硫黄島航空分遣隊(隊長・伊藤岳仁2海佐)長年にわたる硫黄島周辺における急患輸送等による功績
◆航空自衛隊硫黄島基地隊(司令・中澤武志1空佐)長年にわたる硫黄島における戦闘機の訓練支援等による功績
※役職等は当時のもの |
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