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スペーサー
自衛隊ニュース   1069号 (2022年2月15日発行)
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防衛省版サラリーマン川柳 防衛大臣賞決まる
距離をとれ! むかし砲弾 今コロナ
 防衛省・自衛隊ならではの部隊や家庭の日常風景を切り取った「第35回防衛省版サラリーマン川柳」(第一生命主催)の入賞作品が1月27日決定した。今回は新たに最優秀作品に「防衛大臣賞」が贈られ、自分らしく働き輝いている女性を応援する「輝け!女性隊員賞」が創設された。
 防衛大臣賞には、自衛隊秋田地方協力本部中野正和陸曹長の作品が選ばれ、2月1日、米山浩本部長から防衛大臣賞賞状と記念品が渡された。中野陸曹長は「来年で定年を迎えるので、その前に素晴らしい賞をいただけて本当に嬉しい」と喜びを語った。米山本部長は「防衛大臣賞創設後初の受賞者が秋田から出て誇らしい」との感想を述べた。
 応募総数は5520通で、応募数の多かった高等工科学校(武山)、小平駐屯地、都城駐屯地(応募数順)が団体賞を受賞した。
 今回の選考には、自衛隊員がお気に入りの句を投票できる、「いいね!投票」の仕組みも導入され、その投票結果をもとに第一生命にて最終選考が実施された。防衛大臣賞1、優秀賞2、優良賞5、輝け!女性隊員賞2、良好賞20の計30句が選ばれた。防衛大臣賞、優秀賞、輝け!女性隊員賞は次の通り。
【防衛大臣賞】
 距離をとれ!
むかし砲弾
今コロナ(老兵)
【優秀賞】
 愛車より
使い慣れてる
 官用車(走行距離100000キロ)
 押印の
省略通知に
 印を押す(宿毛提督リア少佐)
【輝け!女性隊員賞】
 演習で
ドーラン塗って
 シミ隠し
(アラフォー女子)
 ママだっこ〜
背中に84(ハチヨン)
 手にMG(エムジー)(2児のママ)

うちの子は自衛官
千葉市自衛隊家族会 蓮沼光陽
 2019年4月から息子が陸上自衛隊にお世話になっています。高校卒業後の入隊でした。広報の方とお話をして入隊を決めました。3月末に自宅から駐屯地に向けて出発した日の事は昨日のように思い出されます。息子は高校時代に運動部等を行っておらず体力的にはかなり大変なものがあったと聞いています。しかし先輩や同期に恵まれ現在まで続けることができています。入隊後2年間で良かったことを聞いてみると、人との関わりが深くなって日々がとても充実しているようです。逆に辛かった事は冬季演習の自然の過酷さ。これからしたい事は訓練隊に入って力をつけたいとの事でした。休日も買い物に出かけるなど充実しているようです。
 今回初めて「おやばと」の配布に携わりました。多くの方々の協力のもと届けられていることを知りました。自宅の近所にも多くの仲間が住んでいるということが知れました。私個人にできる事は数軒の配布に過ぎませんがこれからも微力ながら協力していきたいと思います。隊員の皆様のご活躍と家族の皆様のご健康をお祈りいたします。

トウチとさくら
(トウチ君とさくらちゃんは東京都の鳥「ゆりかもめ」がモチーフの東京地本のマスコットです)
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家族会と協定締結し連携強化
 東京地方協力本部(本部長・山下博二陸将補)は1月20日、公益社団法人自衛隊家族会東京都自衛隊家族会(会長・佐竹正紀氏 以下、東京都自衛隊家族会という)と「入隊入校確定者情報の提供に関する協定書」を締結した。
 この協定は、上級部隊から示されている自衛隊家族会への協力内容に基づき、家族会への提供に同意した入隊入校者及び家族に関する情報を東京地本から東京都自衛隊家族会へ提供するに当たり、相互に実施する事項を定めたものであり、東京都自衛隊家族会からの打診を受け、協議を経て、今回の協定書締結に至ったものである。
 協定書調印式に臨んだ山下本部長は「本協定の締結により、東京都自衛隊家族会との連携を更に強化するための基盤を整える事ができた。個人情報を適切に管理し、家族会の会勢拡大に協力したい」と述べた。
 東京地本は、今後も、入隊入校者及び家族等の不安を払拭し、安心感を付与するため手段を尽くすとともに、自衛隊の活動に対する理解と関心を高めるよう、引き続き業務に邁進するとしている。

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