弘前駐屯地(司令・天内明弘1陸佐)は1月7日、令和4年弘前駐屯地成人式を実施した=写真。今年は駐屯地所在部隊の隊員92人が成人を迎え、当日は訓練のため参加できない隊員を除く85人が出席した。
式は、櫻田宏弘前市長、各協力団体の会長等多数のご来賓のご臨席と駐屯地各部隊長等の立席のもと実施された。また、新型コロナウイルス感染拡大防止により声を出しての国歌斉唱を中止するなどの対策が講じられた。
天内司令は「成人おめでとう。『社会人・自衛官として成人の意義を自覚せよ』、『自らの行動をもって感謝の気持ちを具現せよ』、『挑戦せよ』の3点を要望し、諸官の限りない可能性と今後大いなる活躍を期待する」と式辞。
また、新成人を代表して第3普通科直接支援中隊の佐香晃己3陸曹が決意表明し、「目標を見失わず若者らしく一日一日を大切にし、弘前市民の一人として社会に、そして自衛官として組織にこれまで以上に貢献できるよう精進して参ります」と力強く述べた。
午後、新成人者は弘前市内の寺院(盛雲院)に移動し、座禅を体験。20歳という人生の節目を迎え、自身の責任と義務を醸成する記念すべき日となった。 |