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自衛隊ニュース   2010年12月1日号
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陸空各幕長、優秀隊員を表彰
火箱陸幕長が30隊員に顕彰状
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 陸上自衛隊の平成22年度優秀隊員招待行事が11月18日、東京・明治記念館で行われた。これは陸幕長が優秀隊員の功績を顕彰し、陸自隊員の士気高揚を図ることを目的に行われる行事で、昭和45年に永年勤続者の招待行事として始まり、平成2年から優秀隊員招待行事となって今年で41回目を迎える。今年度は訓練検閲や服務指導、国際平和協力業務、スポーツ大会などで顕著な功績を上げた30名が優秀隊員として選ばれた。式典では陸自幹部が陪席する中、火箱芳文陸幕長夫妻が配偶者等を同伴した優秀隊員ら一人ひとりに顕彰状と記念の楯を授与した。
 優秀隊員の名前、階級、所属は以下のとおり。
【一般優秀隊員=自衛官】▽梶原良治准尉(第11後方支援隊)▽四釜智准尉(旭川地方協力本部)▽三浦常雄准尉(南恵庭駐屯地業務隊)▽栗原隆幸准尉(第5旅団司令部付隊)▽今泉仁司准尉(第6通信大隊)▽竹谷隆人准尉(第39普通科連隊)▽飯沼和広曹長(第12偵察隊)▽吉沢仁一准尉(第6地対艦ミサイル連隊)▽戸邉重成准尉(朝日燃料支処)▽芹澤功憲准尉(第10偵察隊)▽上浦勝治准尉(第50普通科連隊)▽西秀幸准尉(第4陸曹教育隊)▽宮上一俊曹長(第4師団司令部付隊)▽中園哲郎准尉(第8戦車大隊)▽水落智准尉(北熊本駐屯地業務隊)▽早川清春准尉(国際活動教育隊)▽高橋好孝准尉(幹部候補生学校)▽佐々木光雄准尉(需品学校)▽湯浅弘准尉(化学学校)
【一般優秀隊員=即応予備自・予備自・事務官等】▽澤田実即応1曹(第11施設群)▽松本謙一即応2曹(第19普通科連隊)▽吉田啓二予備曹長(札幌地方協力本部)▽原井川一幸予備曹長(愛媛地方協力本部)▽菅原美紀子技官(霞目駐屯地業務隊)▽佐野勉技官(朝霞駐屯地業務隊)
【特別優秀隊員=自衛官】▽中島克直曹長(東北方面特科隊)▽小田隆之曹長(第13後方支援隊)▽竹下忍曹長(第15飛行隊)▽三浦忠幸曹長(中央即応連隊)▽米満達弘2曹(体育学校)


外薗空幕長が10隊員に褒賞状
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 「平成22年度模範空曹・事務官等航空幕僚長招待行事」が11月18日、東京・明治記念館で行われ、空曹長8名と技官2名の計10名が表彰された。同行事は、隊員としての勤務実績で高く評価されるとともに、スポーツ・文化活動等を通じて地域との架け橋として活躍するなどした空曹等を表彰するもので、今回で40回目。
 表彰式は午後6時過ぎから始まり、外薗健一朗空幕長夫妻から夫人を伴って出席した受賞隊員一人ひとりに褒賞状と記念品が授与された。外薗空幕長は「皆さんは素晴らしい人格とそして職務上の識見を持っている。職務を遂行し、また後輩の育成に当たってくれた。併せて地域の人々との交流もスポーツや文化を通じて実施をし、地域と航空自衛隊の絆を築いてくれた」と受賞者の功績を述べるとともに、「皆さんのような素晴らしい自衛官、事務官等の皆さんのリーダーシップと活躍というものが航空自衛隊にとって非常に大事。まだまだこれから先も活躍してもらいたい」と期待の言葉をかけた。
 受賞者の名前、所属は以下のとおり。
 ▽熊谷浩曹長(第4航空団)▽藤谷信吾曹長(第3航空団)▽真鍋浩之曹長(航空救難団)▽北村正浩曹長(第3補給処)▽筒井利之曹長(第6航空団)▽古屋敷信曹長(警戒航空隊)▽高田勝吉曹長(西部航空警戒管制団)▽相原弘介曹長(第5高射群)▽大橋正佳技官(航空教育隊)▽木本敏廣技官(第8航空団)


自衛隊記念日祝う
《横須賀地方隊》
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 横須賀地方隊(総監・高嶋博視海将)では10月30日、台風が接近する荒天の中ではあったが、自衛隊記念日行事が盛大に挙行された。
 勤続25年を迎えた永年勤続隊員43名の表彰を行ったのち、吉田雄人横須賀市長、第7艦隊司令官ヴァンガスカーク中将、在日米海軍司令官リチャードB・レン少将など、多数来賓の参列を得て記念式典が行われた。
 式辞の中で、高嶋総監が「横須賀地方隊は、昭和27年にこの地に新編され、本日まで58年の長きにわたり、1都15県の警備区を担任し、任務を遂行して参りました。本日を迎えることができましたのも、歴代総監の卓越した指揮統率と隊員各位の努力の積み重ねであると同時に、地元横須賀市はもとより関係支援団体の賜であることに、改めて敬意を表します。今後とも海上自衛隊に対し、なお一層のご理解、ご支援を賜りますよう衷心よりお願い申し上げます」と挨拶し、その後、防衛基盤の育成や就職援護などに功績のあった部外の5団体8個人に高嶋総監から感謝状が手渡された。

舞地隊で殉職隊員追悼式
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 舞鶴地方隊は10月29日、舞鶴地方総監部構内「顕彰之碑」前で、舞鶴地方総監(柴田雅裕海将)の執行により「舞鶴地区殉職隊員追悼式」を挙行した。
 式典は御遺族5名、来賓及び各級指揮官の参列を得て国旗を半旗として始まった。
 霊名簿奉安、儀杖隊の敬礼、黙とうの後、柴田総監の追悼の辞、引き続き音楽隊による追悼演奏の中、総監、遺族、来賓及び各級指揮官等が次々と白菊を献花し、儀仗隊の拝礼及び弔銃発射が行われた。
 最後に、御遺族代表の田中武良様が参列者と式典に対する謝意を述べた。
 雲間から日が差し込む穏やかな秋空の下、志半ばでその職に殉しられた45名の隊員の御冥福をお祈りし、「舞鶴地区殉職隊員追悼式」は厳粛な雰囲気の中終了した。

モニター13人が掃海艇研修
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 横須賀地方総監部(総監・高嶋博視海将)は10月22日、第41掃海隊(隊司令・小柳晋3海佐)において横須賀基地モニターら13人に対し、掃海艇研修を実施した。
 第41掃海隊(「つのしま」(艇長・中川宏隆3海佐)、「すがしま」(艇長・高橋朋宏1海尉)及び「のとじま」(艇長・渡邉啓哲1海尉)が横付けした船越岸壁で、小柳隊司令から歓迎の挨拶を受けた後、参加者は3グループに分かれ、早速各艇に興味津々で乗り込んだ。
 まず、隊員食堂で行われた機雷戦等のブリーフィングでは、「戦時に日本近海に設置された機雷がまだまだ埋まっており、毎年数回処分している」という説明があり、皆非常に驚いた様子だった。
 艇内見学では、20ミリ機関砲の操作体験や後甲板にあるゴムボート、PAP―104(仏国製機雷処分具)などの掃海装置一式を前に実際の掃海要領等の説明を受けた。
 引き続き、隊員食堂で隊司令、艇長及び乗員らと懇談を交えながらカレーの体験喫食を行い、家庭的な雰囲気の掃海艇乗員の生活や水中処分員の訓練など普段聞くことのできない様々な話題で盛り上がった。

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