東京地本は8月7、8の両日、東京港晴海埠頭で横須賀基地所属の護衛艦「しらゆき」体験航海を実施した。東京湾クルーズを楽しんだ参加者の声が届いたので紹介する。
都内高校生 福田理乃
私は、8月7日、東京港晴海埠頭において実施された護衛艦「しらゆき」の体験航海に参加させていただきました。当日は、晴海埠頭から出港し、頭上に迫るレインボーブリッジ、羽田空港の離発着など贅沢な光景でした。「出港用意!」などのアナウンスも「普段こんな風に訓練しているんだ」と体感できました。1時間半の航海でさまざまな兵装のデモ実演や制服のファッションショーで、私たち乗客も飽きることなく楽しめたと思います。
この体験航海に参加するまで「護衛艦」というものが何をしているかを知りませんでした。インド洋給油活動にも貢献していた艦ということで、生活が完結できるようなお風呂、食堂といったものがあるのが「面白いな、なるほどな」と感じました。船の中で生活するとなると、相当な忍耐力も必要なのではないかと思います。そのような状態で任務に就かれている隊員のみなさんを本当に尊敬します。
改めて国防について考える機会にもなりました。ありがとうございました。
都内小学生 河崎貴也
ぼくは、8月7日に護衛艦「しらゆき」の体験航海に参加した河崎貴也です。123番目に乗船して「しらゆき賞」をいただいて、びっくりしました。
制服を着て、帽子をかぶって記念写真を撮って、とってもうれしかったです。授賞式では、すごくドキドキしたけど、記念品をいただいて、みんなが拍手をしてくれてとってもうれしかったです。この記念品はぼくの一生の宝物です。大切にします。
船の中はとっても涼しくて隊員のお兄さんたちが、電話の代わりにモールス信号で連絡を取ったり、色々なことを教えてくれました。たくさんの人で船を動かしていることがわかりました。甲板からは、空と海がずっと広がっているのが見えて、とても気持ち良かったです。
今度、またぜひ乗りたいです。そして大きくなって、隊員のお兄さんみたいに乗ってみたいです。 |