第16普通科連隊(連隊長・高田祐一1陸佐)の音楽部(部長・吉田繁守陸曹長)は9月1日午後7時から佐賀県嬉野市大野原地区一の宮で、20回目の派遣演奏を実施した。 この祭りは、大野原演習場が所在する地区の祭りで豊作祈願祭として開催されている。 祭り会場は、周辺地区の多くの観客でうめつくされた。連隊音楽部の演奏は、前段隊員の歌を交えての演奏で、後段は音楽部の演奏をバックに嬉野市町やその他3組が自慢ののどを披露し、手拍子と歓声で祭りは大いに盛り上がった。
武山駐屯地(司令・山形克己陸将補)は8月29日、3自衛隊(武山駐屯地所在の陸・海・空各部隊)・横須賀市西地区納涼花火大会を実施し、隊員の士気の高揚と周辺地域市民との交流を図った。 この納涼花火大会は、3自衛隊と横須賀市西地区との共催により24回目の開催となり、三浦半島の夏の最後を告げる風物詩として駐屯地近隣の住民をはじめ、県内各地からも多数の観客が訪れている。 今年の大会は、天候にも恵まれ、残暑の強い日射しが照りつける中、約1万1000人の観客が来場した。 大会は、少年工科学校和太鼓チーム「桜花太鼓」の太鼓演奏から開始され、観客から大きな声援を受ける中、少年工科学校軽音楽部によるバンド演奏、少年工科学校吹奏楽部によるミニコンサートに次いで、「炭坑節」「東京音頭」「横須賀音頭」の盆踊りを実施したのち、第31普通科連隊自衛太鼓チームによる太鼓演奏、大会の最後には、約1200発の色鮮やかな花火が打ち上げられた。 なお、大会行事にあわせて各部隊等による模擬売店、駐屯地曹友会による「ぼんぼりコンクール」(各部隊と近隣各地区からの出展)など多彩な催しを実施した。また、曹友会及び少年工科学校生徒による近隣老人ホーム等(4団体)の入所者を接遇案内するボランティア活動も行われた。フィナーレとなるスターマインが打ち上げられると、部内外観衆から割れんばかりの歓声と拍手で全ての行事を終了した。