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2009年6月15日号 |
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わんぱくフェアで広報展示 |
〜GWをちびっ子とともに〜 |
《福井地本》 |
自衛隊車両に人気集まる |
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福井地本(本部長・田川和幸1海佐)は5月3日から5日の3日間、福井テレビが主催する「わんぱくフェア」において、広報活動を実施した。このイベントは県内2ヵ所で行われ、幼児、小中学生とその家族を対象にゴールデンウィークの思い出と親子のふれあいを深めることを目的に催されている。
美浜町会場では、「働く自動車コーナー」を設置。第10戦車大隊(今津)の支援をうけて、大型トラック、炊事車、パジェロを展示したところ、子供達だけでなく大人達も普段間近で見ることのできない自衛隊車両を興味津々に眺めていた。特に、災害派遣等で活躍している炊事車による調理展示では、200人近くの見物人が集まり、自衛隊父兄会の協力による豚汁の振る舞いに舌鼓を打ちながら、満足気に隊員の説明を聞いていた。
広報展示コーナーでは、海自舞鶴募集支援班とともに、ミニ制服試着、パネル展示、ぬりえコーナー、パンフレット配布等広報活動を実施した。中にはパンフレットを見ながら、将来わが子を自衛隊に入隊させたいという父兄や、地元中高生からの質問が相次ぎ、広報活動として成果が上がった。
この3日間の来場者数は2万1000人に上り、福井地本では、「来年度も引き続き実施し、ちびっ子達の夢として花開く時を期待したい」としている。
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広報官等集合訓練で認識の統一図る |
《青森地本》 |
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青森地本(本部長・竹本三保1海佐)は5月12日、青森駐屯地講堂で「平成21年度広報官等集合訓練」を実施し、平成21年度の自衛官募集に関する認識の統一を図った。
始めに募集課長から平成20年度募集成果の分析、平成21年度募集の特性及び募集業務実施計画の示達があった。次に行なわれた本部長の訓示では、21年度の特性をよく把握し、2士採用枠の減少、生徒等の制度変更、総人件費改革など「環境の変化に対応」し、2士中心の募集から脱却するため「ワンランクアップを目指す」、東北地方で唯一、海上自衛隊の基地が所在する特性に鑑み「東北方面隊における青森地本の役割」など9項目に渡り、要望がなされた。訓練に参加した広報官達は、真剣に聞き入っていたが、本部長からの具体的な要望が示されると表情も一層引き締まったものになった。
最後に県内6募集事務所の代表広報官が「募集における失敗談」を発表し、つなぎ広報時に発生したトラブルや、着隊後の身体検査不合格者への対応などユーモアを交えて話すとともに、またそれらをどのようにして克服したかとの先輩広報官からの貴重な体験も披露され、新人広報官には大変参考となる内容で訓練は充実したものとなった。
青森地本では、地域の特性と状況の変化に応じた各種施策を推進し、今年度の募集任務の完遂を目指すとしている。 |
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《所感文》 |
息子達に国防意識を伝授 |
福岡地本八女地域事務所長 |
2陸尉 井村正二郎 |
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みなさんこんにちは。八女地域事務所長の井村2尉です。昨年の8月から現在の職務に就いております。地本勤務は2度目であり、平成3年から10年までの7年間、当時の久留米支隊で広報官として勤務した経験があります。現在は事務所長という立場でありますが、広報官が募集業務の任務を遂行しやすいよう環境を整えたり、時には広報官時代の経験やノウハウを伝えたり、事務所の目標必達を目指して日々努力しております。八女地域事務所は所長以下4名と少ない人員で頑張っておりますが、目標必達のためには広報官全員が各人のノルマを達成する必要があります。一人の失敗は即事務所の失敗につながるため、事務所内の相互の連携及びチームワークに最重点を置いて日々の業務を遂行しております。
話は変わりますが、私には3人の息子がおります。今年の4月、三男が自衛隊生徒に合格し無事入校し元気に頑張っているようです。春期休暇で帰宅してきましたが、別段心配する必要もないようです。息子に学校生活のことを尋ねると「ちょう〜楽しい」などと言っています。じつは、あと2人の息子も自衛隊生徒であり、長男が「陸」次男が「空」三男が「陸」であります。次男は航空自衛隊では最後の生徒であり、最後の3等空士であります。また、今年度陸が学生課に制度変更すれば三男も全自衛隊で最後の3等陸士ということも考えられます。3兄弟全員が自衛隊生徒というのは結構珍しいと思いますが、いや「うちは4人だよ」とかもっとすごい方がおられたら教えていただきたいと思います。
私は職務の立場上、縁故募集特に隊員子弟に自衛隊を受験してもらうよう部隊にお願いに行くことが多々ありますが、そこでよく耳にするのが「一生懸命説得しても子供が聞いてくれん」等の否定的な言葉です。読者の皆さんで将来子弟を自衛隊に入隊させようと考えておられる方々にアドバイスがあります。まず、あらゆる機会を捉えて家族や子弟を自衛隊に連れて行くことです。私の場合、記念行事や花見各種行事等よくつれて行きました。そうすることによって、普段自衛隊のことをよく分からなくても次第に自分の目で理解して行くようです。それから、絶対やってはいけないことが、自宅で仕事の愚痴や上司の悪口等を言うことです。結構、父親のそうした言動は悪いイメージとして残るようです。以上のようなことに普段から心掛けておけば、時期がきた際、自ら自衛隊に行きたいと申し出る子弟も少なくないと思います。 |
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陸自12音演奏会で中学生とふれあう |
《栃木地本》 |
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栃木地本(本部長・山野順良1陸佐)は5月21日、西方町立西方中学校で「陸上自衛隊第12音楽隊」音楽鑑賞会を支援した。
当日は、体育館に地元ケーブルテレビをはじめ多くの父兄も訪れた。ステージに音楽隊員が登場すると同時に大きな拍手が起こった。「カバレリア・ルスティカーナ」を含む全7曲を演奏し、中でも「ディズニー・クラシック・レビュー」では、手拍子でリズムを取るなど生徒達から笑顔が溢れていた。 最後の演奏曲では、同校音楽教師・川島美由紀先生指揮による、西方中ブラスバンド部23名との合同演奏を行い、生徒の中には、緊張の面持ちで演奏する姿がみられた。
すべての演奏終了後、音楽隊長への花束贈呈、そして、生徒代表の内藤秀隆くんから「演奏の素晴らしさに感動しました。また、演奏を一緒にしてほしいです。ありがとうございました」と感謝の言葉を贈られた。
栃木地本では、今後も様々な部隊と協力し、地域密着の広報で自衛隊をアピールしていくとしている。 |
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ホビーショーでPR |
《静岡地本》 |
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静岡地本(本部長・深瀬尚久1空佐)はこのほど、「第48回ホビーショー」一角に自衛隊広報展示コーナーを開設した。このイベントは、毎年県内外からの家族連れをはじめとした多くの来場者で賑わい、模型ファンも多数訪れる。
静岡地本のブースでは、広報ビデオ上映のほか、海上自衛隊制服や迷彩服の試着、艦艇等の写真パネルなどが展示された。なかでも、来場者の目を引いたのは空自航空機T―7による展示飛行、高機動車、1/2トントラック、偵察用バイクによる装備品展示。車両の周りには常に人垣ができ、迫力ある1/1スケールの本物をカメラに収めたり、説明にあたる隊員に質問を寄せる光景が見られ、終始賑わいを見せていた。 |
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