横須賀音楽隊(隊長・河邊一彦2海佐)は4月18日、川崎市川崎区大師町で開催された第5回かわさき楽大師まつり(主催:かわさき楽大師実行委員会)を演奏支援した。 かわさき楽大師まつりは、商店街を舞台にした映画「らくだ銀座」上映をきっかけに、らくだ…ラクだ…楽だ…「笑顔があふれる楽しい大師の街」をイメージして楽しい+大師=楽大師と銘打って始まったもので、今年で5回目を迎えた。 午前11時から行われたパレードでは、神奈川県警察音楽隊、川崎市消防音楽隊、東海大学ソンググリーンディング部など多数の団体が参加する中、横須賀音楽隊は、行進曲「軍艦」で堂々と行進し、沿道を埋め尽くした観客からは温かい声援を受けた。 また、午後から行われた特設ステージでの演奏では、河邊隊長の指揮で「サウス・ランパート・ストリート・パレード」で華々しく幕を開け、岡崎恵一3海曹のトランペット独奏でバラードの名曲「ミスティー」、「グレン・ミラー・メドレー」、「ベニー・グッドマン・メドレー」などジャズの名曲を中心に演奏し喝采をうけた。 アンコールに応え、最後は行進曲「軍艦」でしめくくり、まつりに花を添え、盛況のうちに終了した。
第12普通科連隊(連隊長・前田忠男1陸佐)第3中隊(中隊長・井上1尉)は、4月16、17の両日、鹿児島県南九州市頴娃町で隊区訓練を行った。 これは、災害時を想定して、災害における徒歩行進能力の重要性を認識させると同時に、南九州市住民への信頼感の醸成及び懇親会を実施し、市民と親睦を図ることを目的として行われた。 訓練初日は同町体育館広場で装備品展示、各装備車両の体験試乗、パネルによる訓練風景展示、及び中隊隊員の炊事による豚汁などの試食等を行い、平日にも関わらず参加者数約80人ものの住民が訪れ、装備品や防災の重要性に関心を持ち、隊員に数多くの質問等をする姿が見られた。 訓練2日目では、同町周辺で約20kmの行進訓練を行い、行進間、市民の絶え間ない激励の中、当然の如く全員完歩した。 また訓練の間には懇親会を計画して、同市副市長をはじめ、自衛隊協力会、自主防災組織、自衛隊父兄会、南九州警察署から約50名の招待者を招いて盛大に行われ、多くの参加者から「隊員さんと色々話ができて良かったです」「良く訓練をしており、これからも益々安心して生活をおくれます」「また、来年も来て下さい」など、感謝の言葉があり、同市民に自衛隊を知ってもらう良い機会となった。
十条駐屯地(司令・師岡英行陸将)は4月13、14の両日、駐屯地内で、日本赤十字社の献血に協力した。 駐屯地では昭和42年から42年間にわたり年3回から4回を基準に協力を続けており、これまで延べ154回、2万4333名が協力した。今回は350名、135.4リットルの献血に協力した。 また、骨髄ドナー登録会も実施され、10名が新たに登録された。