防衛ホーム新聞社・自衛隊ニュース
スペーサー
自衛隊ニュース   2009年6月1日号
-
1面 2面 3面 4面 5面 6-7面 8面 9面 10面 12面

皇居での特別儀仗参加
32普連と列隊
天皇皇后両陛下、麻生首相、シンガポール大統領を前に
-
両国国旗を掲げる32普連隊員(5月11日、皇居で)
-
 第32普通科連隊(連隊長・下東敏郎1陸佐)は5月11日、皇居で実施されたシンガポール共和国大統領・S・R・ナザン閣下に対する歓迎行事における特別儀仗に、小隊長・濱口3尉陸以下35名の、と列隊をもって参加した。
 と列隊とは、国賓あるいは公賓の歓迎行事における特別儀仗を実施する陸自第 302保安警務中隊及び音楽演奏を実施する陸自中央音楽隊とともに、両国の国旗を捧持し、歓迎の意を表すもの。
 この日は、初夏を思わせる快晴の日差しの中、皇居東庭に整列し、天皇皇后両陛下及びシンガポール共和国大統領、麻生内閣総理大臣をはじめ両国閣僚や関係者ら多数を前に、特別儀仗隊長の号令の下、一糸乱れぬ正確な動作で任務を完遂した。

地元市議会議員、大村航空基地を研修
-
 第22航空群(群司令・中田芳基海将補)は4月16日、地元長崎県大村市議会議員(里脇清隆議長)21名の海上自衛隊第22航空群(大村航空基地)研修を支援した。
 これは、大村市議会事務局の企画で、大村市内に在籍する自衛隊部隊研修訪問の一環として実施された。市議会議長以下議員21名は午前10時半基地到着、出迎え、写真撮影、群司令あいさつ・懇談の後、広報室長から基地概要説明を受け、早速、エプロン・格納庫地区で航空機(SH―60K、UH―60J)やヘリコプター救難装備品などを見学した。
 今回見学した第72航空隊UH―60J救難ヘリコプターは、昨年3月26日体制移行に伴い大村航空基地に初配備され、離島を多く抱える地元長崎県の災害派遣(救急患者輸送)などの任務を、また第22航空隊SH―60K哨戒ヘリコプターは、現在ソマリア沖海賊対処等の護衛艦に搭載派遣し任務を遂行していると説明を受け、市議会議員からは、海上自衛隊の広範な任務を再認識していた。
 その後、基地指揮官等と昼食を交えて、防衛・防災談義に話が弾み、短時間の研修ながらも有意義な意見交換を実施し、和やかな表情で大村航空基地をあとにした。

かわさき楽大師まつり
横音が演奏支援
-

 横須賀音楽隊(隊長・河邊一彦2海佐)は4月18日、川崎市川崎区大師町で開催された第5回かわさき楽大師まつり(主催:かわさき楽大師実行委員会)を演奏支援した。
 かわさき楽大師まつりは、商店街を舞台にした映画「らくだ銀座」上映をきっかけに、らくだ…ラクだ…楽だ…「笑顔があふれる楽しい大師の街」をイメージして楽しい+大師=楽大師と銘打って始まったもので、今年で5回目を迎えた。
 午前11時から行われたパレードでは、神奈川県警察音楽隊、川崎市消防音楽隊、東海大学ソンググリーンディング部など多数の団体が参加する中、横須賀音楽隊は、行進曲「軍艦」で堂々と行進し、沿道を埋め尽くした観客からは温かい声援を受けた。
 また、午後から行われた特設ステージでの演奏では、河邊隊長の指揮で「サウス・ランパート・ストリート・パレード」で華々しく幕を開け、岡崎恵一3海曹のトランペット独奏でバラードの名曲「ミスティー」、「グレン・ミラー・メドレー」、「ベニー・グッドマン・メドレー」などジャズの名曲を中心に演奏し喝采をうけた。
 アンコールに応え、最後は行進曲「軍艦」でしめくくり、まつりに花を添え、盛況のうちに終了した。


市民に精強さ披露
「益々安心」の声も
《国分駐屯地》
-

 第12普通科連隊(連隊長・前田忠男1陸佐)第3中隊(中隊長・井上1尉)は、4月16、17の両日、鹿児島県南九州市頴娃町で隊区訓練を行った。
 これは、災害時を想定して、災害における徒歩行進能力の重要性を認識させると同時に、南九州市住民への信頼感の醸成及び懇親会を実施し、市民と親睦を図ることを目的として行われた。
 訓練初日は同町体育館広場で装備品展示、各装備車両の体験試乗、パネルによる訓練風景展示、及び中隊隊員の炊事による豚汁などの試食等を行い、平日にも関わらず参加者数約80人ものの住民が訪れ、装備品や防災の重要性に関心を持ち、隊員に数多くの質問等をする姿が見られた。
 訓練2日目では、同町周辺で約20kmの行進訓練を行い、行進間、市民の絶え間ない激励の中、当然の如く全員完歩した。
 また訓練の間には懇親会を計画して、同市副市長をはじめ、自衛隊協力会、自主防災組織、自衛隊父兄会、南九州警察署から約50名の招待者を招いて盛大に行われ、多くの参加者から「隊員さんと色々話ができて良かったです」「良く訓練をしており、これからも益々安心して生活をおくれます」「また、来年も来て下さい」など、感謝の言葉があり、同市民に自衛隊を知ってもらう良い機会となった。


日赤社献血に協力
骨髄ドナー登録も
《十条駐屯地》
-

 十条駐屯地(司令・師岡英行陸将)は4月13、14の両日、駐屯地内で、日本赤十字社の献血に協力した。
 駐屯地では昭和42年から42年間にわたり年3回から4回を基準に協力を続けており、これまで延べ154回、2万4333名が協力した。今回は350名、135.4リットルの献血に協力した。
 また、骨髄ドナー登録会も実施され、10名が新たに登録された。


4面へ
(ヘルプ)
Copyright (C) 2001-2014 Boueihome Shinbun Inc