『防衛力の人的側面についての抜本的改革に関する検討』におけるライフプラン及び健康面・生活面の支援施策の一環として、「ライフプランセミナー」が2月5、6の両日に、「食生活セミナー」が同6日に防衛省庁舎内の研修講堂で開催された。
ライフプランセミナー
ライフプランセミナーは、職員の在職中から退職後にわたる生涯の各段階において、より充実した生活を実現するために生涯生活設計思想の普及を図るとともに、これを支援することを目的に行われた。今回は部外の講師を招いて30歳代の自衛官を想定したカリキュラムが用意され、2日間で約100人が受講した。内容はライフプラン(生涯生活設計)の必要性から始まり、続いて教育費用や住宅購入費、老後の生活資金など資産管理について話がされた。そのほか必要保障の基礎知識と共済制度を活用したライフプランの説明や各種シミュレーションの紹介などがされ、受講者は配布された資料を手に講師の説明に耳を傾けた。
なお、共済組合のホームページにアクセスすると「ライフプラン支援サイト」が閲覧可能。万全のサポートが期待できる。
(http://www.boueikyosai.or.jp/ パスワードは支部窓口でお尋ねください)
食生活セミナー
また、食生活セミナーは職員が健康で充実した生活の実現を図り、意欲的に職務に取り組めるようにするため、職員個々人の食生活に関する意識の高揚を図ることを目的に陸上自衛隊中央業務支援隊の管理栄養士奥仲技官を講師に迎え行われた。同セミナーには、昨年からメタボリックシンドロームに着目した特定健康診査が始まるなど健康への関心が高まっているため、約150人と多くの人が受講し、受講者の意識も高かった。セミナーの主な内容は、「太る、痩せるのしくみ」や「自分に必要なエネルギー量」など体に関する知識について説明されたほか、バランスの良い食事の摂り方、減量プラン、食生活改善のポイントなど参加者にとって有意義な時間となったようだ。 |