防衛ホーム新聞社・自衛隊ニュース
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自衛隊ニュース   2009年1月1日号
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3000人来場
ふれあいフェスタに参加
《埼玉地本》
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 各自治体担当者が意見交換を行い、協力して募集環境の改善に取り組むことなどが話し合われた
 埼玉地本(本部長・川崎昌彦1空佐)は11月14日、長瀞町で開催された「第6回ふれあいフェスタ長瀞」において募集広報を実施した。
 この日は「埼玉県民の日」で、公立の小中学校等は休みということもあり、ボランティアで参加した中学生、家族で訪れた小学生等、約3000人が来場した。紅葉で色づく木々と秋晴れの澄んだ空気の中、地元高校生のブラスバンド演奏やライン下りで有名な長瀞ならではとも言えるプールを利用したラフティング体験など、盛りだくさんのイベントが開かれた。
 埼玉地本では、募集広報ブースを設置し、第32普通科連隊の支援を得て車両展示及び人命救助システムの個人用、分隊用セット等を展開し、隊員による実演展示を行った。高機動車、指揮通信車偵察バイクの展示には、幅広い年齢層の人達が列を作り、偵察バイクにまたがって記念撮影をしたり、初めて目にする指揮通信車や高機動車の車内を見学し、隊員の説明を興味深そうに聞いたりと、終日人が途切れることのない大人気のブースとなった。
 埼玉地本では、長瀞町のある県西部地域には、近隣に自衛隊の部隊がないため、今後もこういった機会を有効に活用して自衛隊のPRをしたいとしている。


「自衛隊展」開く
《滋賀地本》
大学祭で広報活動実施
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 滋賀地本彦根地域事務所(所長・福田耕一郎1海尉)11月1、2の両日、滋賀大学経済学部で行われた大学祭「滋大祭 滋魂笑祭」で自衛隊展を行った。滋大祭は毎年この時期に行われており、今年で42回目。
 彦根地域事務所は、滋賀大学の学生が通学で利用するJR彦根駅近くにあり、ガラス張りのショールームに大型艦艇や戦車等の模型、装備品・戦闘服などを展示しており、日頃から通学する大勢の学生の注目を集めている。
 今回の活動は、滋大祭実行委員学生からの積極的な働きもあり、同実行委員会が企画した自衛隊展に協力する形で参加。内容は偵察バイク展示、戦闘員の装具展示、自衛隊の活動等の写真パネル展示、制服試着体験コーナーなどで、約200人が訪れて賑わった。特に人気があった制服の試着体験コーナーでは、普段あまり目にすることのない陸・海・空自衛隊の制服や戦闘服の試着を体験、記念撮影などして楽しみ、学生達は大いに盛り上がり「自衛隊の制服かっこいい」「普段でも着られそう」「また来年も自衛隊展に来たい!」という感想をもらすなど、自衛隊に対する一層の理解と関心が深まった様子であった。
 滋賀地本では、「今後も継続して参加できるよう積極的に働きかけ、学生はもとより、多くの方々に自衛隊の活動を理解していただけるよう広報活動に邁進していく」としている。

募集事務担当者会議
自治体との連携強化図る
《愛知地本》
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 愛知地本(本部長・盛一丈嗣1陸佐)は11月19日、愛知県自治センターで「市町村自衛官募集事務担当者会議」に参加した。この会議は県主催で開催され、県の募集事務担当者4名、市町村の募集事務担当者55名、愛知地本18名及び募集相談員が参加した。
 この会議は、各自治体担当者に対する自衛官募集事務への理解の促進と協力意欲の高揚、組織募集のさらなる推進を図ることを目的に行われた。
 会議は主催者挨拶のあと、市町村課担当者から県及び市町村の自衛官募集事務の現況や募集広報施策などについて説明された。続いて愛知地本募集課より昭和49年から市町村における募集事務の参考として活用している「自衛官募集事務の手引き」を更新するにあたって、その内容を説明するとともに、厳しい募集環境の中での一層の組織募集における連携を依頼した。
 また会議後半には、元海将補の柴田哲治氏が「海上自衛隊の海外派遣――炎天下のインド洋補給支援活動について」を演題に講演した。柴田氏はスライドを使用しながら派遣海上支援部隊指揮官としての補給支援活動におけるエピソードなどについて語り、講演を聴いた市町村担当者からは「現地の活動の詳細が分かり、大変興味深かった」などの感想が聞かれた。

護衛艦を特別公開
《富山地本》
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 富山地本(本部長・青木紀男1陸佐)は10月18日、富山伏木港北2号岸壁で募集対象者及び協力者等80人に対し、第2護衛隊群(司令・野口海将補)の支援を受け、護衛艦「ゆうぎり」「あまぎり」の特別公開を実施した。
 当日は心地よい秋晴れに恵まれ、絶好の艦艇見学日和のなか、装備されている機関砲、アスロック装置及び搭載された航空機等の説明が行われた。中でも、連射砲の機動展示では、正確・精密な動作に驚きの声が上がった。
 また、募集対象者30人は、海自自慢の“海軍カレー"の体験喫食に参加し、「美味しい」「ボリュームがある!」などと感嘆の声を上げていた。海上自衛隊に接する機会が少ない富山県民にとって、護衛艦特別公開は大変貴重な経験になったようだ。

「南極の氷」贈呈
《岡山地本》
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 岡山地本(本部長・佐々木茂1陸佐)は11月28日、南極観測支援において海上自衛隊砕氷艦「しらせ」が持ち帰った「南極の氷」を津山市立勝北中学校へ贈呈した。
 贈呈式には、同中学校の全校生徒が集まり、募集課長から生徒代表へ南極の氷を贈呈した(=写真)。生徒には、同艦「しらせ」の乗組員であった岩国航空基地第111航空隊の橋本3海佐により南極の自然環境、観測活動及び生活などに関する講話が行われ、生徒からは南極に関する質問が多数寄せられた。講話終了後には、生徒全員が南極の氷に触れたり氷の溶ける音を聞くなどの体験をし、未知の世界である南極の自然の一端に触れていた。
 岡山地本は「今後もこのような活動を通じて、より多くの子供達に自衛隊の活動を広報していく」としている。

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