防衛ホーム新聞社・自衛隊ニュース
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自衛隊ニュース   2009年1月1日号
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将来の国防担う「少年剣士」
青少年剣道大会開く
45団体、66チーム、480人参加
自衛隊パネルや装備品展示も
《東京地本》
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 第19回関東自衛隊剣道連盟主催(共催・東京地本)青少年剣道大会が12月7日、陸自練馬駐屯地体育館で開催された。この大会は剣道による健全な青少年の育成と親睦を目的として平成2年から開催されており、今回は、総勢45団体、66チーム、480人が参加した。
 午前9時から始まった開会式では、選手入場、優勝旗返還、大会会長・輸送学校長の安部壽和陸将補による挨拶、来賓の東京地本部長・田邊揮司良陸将補が祝辞を述べ、選手宣誓、木刀による演武ののち、個人戦、団体戦が行われた。
 選手達の熱気に包まれた会場では、日頃の練習の成果を見せようと随所で白熱した試合が展開され、応援する関係者・父兄の声援にも力がこもっていた。
 また、大会に併せ東京地本がパネル紹介や装備品などの広報展示を行い、試合の合間に訪れた選手や関係者から注目を浴びていた。装備品を身に付けて嬉しかったのか、目を輝かせて走り出してしまい、担当自衛官を心配させる少年らしい元気な一幕も見られた。
 第1回大会から運営を担当している東京地本総務課の須賀芳夫陸曹長は「募集広報の一貫として始めて以来、数多くの少年剣士が自衛官を希望してくれて、本当にありがたいことです。今後も大会が永続できるように、微力ながら協力していきたい」と話してくれた。
大会結果は次のとおり
 〈団体(小中学生混成)〉
 ▽優勝=蔵の街剣志会▽第2位=習志野剣志会A▽第3位=文化少年A、南千住警察署
 〈個人戦男子(中学生)〉
 ▽優勝=鈴木洋平(都剣友会)▽第2位=堀江祐哉(財・勝田若葉会)▽第3位=川上智久(勝田剣道少年団)、酒井一(成城警察署A)
 〈個人戦女子(同)〉
 ▽優勝=牧田みなみ(都剣友会)▽第2位=三原光夏(鬼高剣友会A)▽第3位=和栗宏恵(谷中道場)、吉岡夕希(荏原警察署)


防衛省合気道演武大会を開催
防大など優秀5支部を表彰
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 第47回防衛省合気道連合会の演武大会(主催=防衛省合気道連合会、後援=?合気会、?防衛弘済会、朝雲新聞社、防衛ホーム新聞社)が11月22日午後1時から市ヶ谷本省内厚生棟体育館で、?合気会の植芝守央道主を迎えて開催された。
 午前中、演武大会に先駆けて合気会の大澤勇人師範の指導による合同稽古があり、早めに到着した支部の会員約130名が元気に汗を流した。
 演武大会は、西 正典連合会会長(内閣府大臣官房審議官)が「或る外国の武道家から、日本の武道は神代の昔から続いているすばらしいものであると聴かされました。それを誇りに思って稽古されますように、そして演武大会は、年1回の晴れの場であり、道主の前で日頃積み重ねてきたものを思う存分演武する格好の機会であります」と挨拶。続いて来賓である植芝守央道主から「演武大会の開催を心からお祝い申し上げます。防衛省の先輩達が合気道の良さを各支部に情熱を持って取り組まれてきたことが今日の防衛省合気道の歴史を創っております。仕事と日々の生活を大切に合気道を稽古して、自己を向上させて頂きたい」と挨拶があり演武に移った。
 今回の大会には、北は青森大湊支部、南は沖縄那覇支部まで23支部、約300名の会員が参加した。
 演武の進行は、大会委員長である山本高英海将補を皮切りに各支部の演武、OB演武と続き、最後に植芝守央道主による総合説明演武で大会を終了した。
 大会終了後、優秀支部として、防大、朝霞・練馬連合、十条、江田島、府中支部が山本大会委員長より賞状と楯を手渡され、また、永年連合会の発展に尽力されて定年退官を迎える木更津支部の高橋2佐以下3名に表彰状と記念品が連合会から送られた。
 なお、防衛省合気道連合会は、昭和36年に発足し、全国の自衛隊、機関に41支部、約700名の会員がおり、自衛官、事務官等、OBさらにその家族が全国支部で稽古を重ねている。

防研に“武闘派自衛官"
JKA熟錬者全国空手道大会
山崎3海尉が総合優勝
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 近年、高齢化に伴いスポーツ界でも、シニア(40歳以上)の部が血気盛んに、躍進の傾向にある。
 そんな中、去る平成20年11月29日、代々木の国立オリンピックセンターに於いて、JKA(日本空手協会?通称“協会")主催の『第8回熟錬者全国空手道選手権大会」が挙行され、防衛研究所教育部の山?力3尉(45)が、44〜49歳の部で、形・優勝!組手・第3位!の総合優勝を果たし、このクラスの“日本一"の栄光を手中に納めた。
 この大会は、平成13年、協会(JKA)が世界に先駆け、史上初となるシニアの全国大会を開催した。その情報を察知した連盟(JKF)が、後追い先行で実施し、国内最大の“競技団体"の面子を保った経緯がある。
 空手道には寸止め(武道派)からフルコンタクト(実戦派)まで、多種多様の流派が混在しているが、山?3尉が所属している“協会"は『1本勝負(一撃必殺)』にこだわり、基本・形・組手が三位一体化する事を理想理念とし、『形のみ・組手だけ』という専門色が濃い、スポーツ競技化した“連盟"とは異を唱えている。ゆえに、今回の山崎3尉の両部門メダル獲得による総合優勝は価値あるものと言える。
 さて、山崎3尉が同大会に初参戦したのは5年前の平成15年、第3回御殿場大会から。組手準決勝で反則負けを喫し、決勝進出を決めていた形も出場停止というほろ苦いデビュー戦であった。翌年は形・準優勝・組手・第3位と毎回メダリストになるも、なかなか覇者にはなれない…が、遂に3年目の平成17年、第5回大会に於いて形・組手“完全優勝"での日本一を成し遂げた。特に組手決勝戦では、この大会前代未聞の“上段回し蹴り"で1本勝ちという華々しさであった。
 年々出場数と出場者レベルが上がる中、一昨年は形は優勝するも、組手は不覚。40〜44歳の部、最後の昨年は形・準優勝・組手・第3位に終わった…(それでも総合では優勝である!)
 そして、45〜49歳の部になった今大会、関係各部の支援と応援を受け、3年ぶりに“完全優勝での日本一"に燃えていた…。
 試合後のヒーローインタビューで、「今後の目標は?」と聞かれ、『棺桶に入るまで道着を着て大会に出続けたい!』と、強面の顔をほころばせながら真摯に答えていた姿が、若者のようで実に爽やかだった。
 (防衛研究所教育部長・石井政俊1佐)

坂本姉妹、故郷で凱旋パレード
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 八戸駐屯地(司令・吉田賢一郎1陸佐)は「2008レスリング女子世界選手権東京大会で金メダルと銅メダルを獲得した体育学校レスリング班の坂本日登美2尉と坂本真喜子3曹の凱旋パレードを支援した。
 今回のパレードは、八戸出身の坂本姉妹に対して、同大会での好成績を祝う目的で11月15日に実施され、第5高射特科群が、小型車の幌をはずしオープンカーにして、パレード用の車両を提供した。市内の住民や二人の母校の生徒などが沿道に駆けつけ、坂本2尉らはオープンカーの上から笑顔で手を振っていた。

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